続き。

 

 

心が少し浮上してきたころ。

 

江島直子さんのオンラインサロンに入会した。

 

初めましての人へ、直子さんが言っていた。

「できればお顔出ししてくださいね。」

 

 

えええ~まじ?


でもそうかあ。そうだよなあ。

 

自分に見慣れてだいぶフラットになってきているけど

顔出しはまだちょっと抵抗があった。


 

私は「変わりたい」と思ってオンラインサロンに入った。

いままでの人生でこのままでは何も変わらないってわかってた。だから心が抵抗することをしてみよう、と決めていた。

 

顔出しは今後越えなきゃいけない課題だってことも知っていた。






今の私は心の視点の変え方を知っている。

だから考え方を変えればできる。


 


それから顔出しについて考えた。

 

顔出し、どうして嫌なんだろう?

顔見られるのが嫌なのかな?

 

 

例えばいつかオンラインサロンのイベントがあったら

きっと行ってみたいって思う。

 

今はzoomなら顔隠したりできるけど、

普通に興味のあるセミナーに参加したら、

そしたらどうやったって顔見て話す。

 

顔見られるじゃんね。

 

道を歩いてたってスーパーで買い物してたって

顔は晒しているのにね。

 

カフェでおしゃべりしてたら、

私は相手を見るし、相手も私を見て喋る。

 

じっくり見られたら嫌だけど。

相手の顔そんなにじっくり見ることなんてない。

 

ん?

じっくり見ることなんてない。??

 

自分に対しては、じっくり見て

ここが嫌、変、きらい。って言ってるのに?

 

 

 

自撮りして顔出しして私が一番嫌なのは、

自分で自分を見ることになるからだ。

 

そして投稿してしまったら、

見られることを意識せざるを得ない。

 

不特定多数に、他人に。

見られる。

 

 

どうせもう見られてるのに。

 

 

ひとつひとつ見て、変!って思ってるのは

私だけだよ。

 

私が私にするように、同じようにじっくり見る事なんてないのに。

(かわいいきれいなアイドルちゃんはじっくり見ますけどね。

データとしてインプットするのよ。)

 

粗探しをして

わざわざキライなところを探して

 

ブスって思ってるのは

結局私だけ。

 

 

自分を一番嫌いなのは自分。

自分を一番ブスと罵るのは自分。

 

ブスなんて失礼な事、

実際は一度も誰にも言われたことない。

 

 

 

かわいいきれいな人に憧れて

見ちゃうのは

 

私が可愛くなりたいから。

私も可愛いって言われたいから。

 

 

 

..は?

可愛いって言われたいなんて!

ブスのくせに!

こんな欲、恥ずかしい!

 

可愛いって言われたい。

いまここに書くだけでもザワザワする。

 

なに言ってんだろ。ブスのくせに。

 

 

でも気がついた。

それは私が今までブス!デブ!って傷つけてきた、

私の心の声だったんだ。

 

可愛いって言われたい。は、

 

私のこと、そんな風に言わないで。

「私」は、「あなた」なんだよ。

もう傷つけないで。

 

可愛いって言ってよ。

 

 

私が私に認めてほしい願いが、

捻じ曲がって欲求になっていたんだね。

 

 

 

顔出しで躊躇したのにはもうひとつ理由があった。

 

知られることにざわざわした。

 

顔が付随するという事は、

私が私さんとして、より具体的に認識される。

 

私の意識の境界が拡がると思った。

 

怖いと思った。ざわざわした。

 

 

 

 


でも、もういいや。疲れた。降参だ。

 

 

私がブスだとかなんだとか誰も気にしないよ。

私さんが初めましてって挨拶するだけだよ。

 

私は「変わりたい」と思ってオンラインサロンに入会したんだよ。

 

できるよ。大丈夫だよ。



 

それまでぎゅうぎゅう握りしめて

ぐるぐるこんがらがっていた感情を

 

えーいと捨てて、顔出し投稿をした。

 

 

 

 

初めましての挨拶記事に

写っていたのはただの私だった。

 

そう、ただの私。

思っていたよりいつもの私だった。

 

見慣れたから、そういうもん。

という認識になった?

 

まあ、普通。私だ。うん。

 



、、、強いて言うなら、 

いつもよりきれいに写ってる。

 

だって、かわいく写るように、撮ったもんね。

納得いくまで撮り直ししてさ。

 

だから、いまできる

精一杯のプロデュースをした、私。

 

 

 

よくできました。

大丈夫だったね。

 

がんばったね。

私。

 

 

 

 

その勢いのまま、えーいままよ!と

アメブロ開始。プロフィール画像を載せることに成功。

 

6/28現在、誰にも教えてない。

ひとりだけのつぶやきブログだからいいやと思って。

(通りすがりの人が見てくれてるみたいだけど。)

 

 

 

オープンのSNSに顔を出すのはまだ怖くてできない。

 

でも大丈夫。きっとできるよ。

 

(なんたってこういうのは慣れだからね。)

 

 

 

 

キライだった顔も、このパーツだから私の顔。

とやっと思えるようになった。

 

他と区別がつくように、私の顔にはこの特徴のパーツが付いた。みたいな。

みんな同じ顔になっちゃったら、つまらないもんね。

 

まあいっか。

それはもうしょうがないから、

好きなところをもっと好きになれるようにしようと思うんだ。

 

  






そう思った私は、

次にオンラインサロンの公式アイドルYuiちゃんの

自撮り魔法学校の門戸をたたくのでした。

 

 

 

続く!

 

 

 

 

 

(どうしてここまで容姿のコンプレックスが強くなってしまったのか

過去の経験。傷ついた心の話はまたいつか。)