影も形もなかったこの子

他の4つの作品のイメージが大体出揃った6月半ば
わたしインスタで
「4つの作品のカラーがなんとなく東西南北っぽい」
的なことを書いた


ぱっと目に飛び込んでくる色が
『まどろみ』が赤(南)、『ひかりのうみ』が青(東)、『The Sun Will Rise Again/喜びの鐘』が白(西)、『Dragontail/ムゲンの赤い月』が黒(北)



それからどのくらい経った頃だったか
聞こえちゃったんだよね
「東西南北が揃ったら、やっと中央が召喚できるね」って🤣

まだあんのかよ!!
って思ったけど
面白いと思っちゃったからやるしかないわけで😂


てことは
中央なら黄色か金か…🤔

と思って金の布も買ったんだけどねぇ

秋分の日にいきなり全体像が見えて
そこにはまさかの龍2体🐉🐉

そして手に取ったのは黒い布




2体の龍が黄道12星座の周りを巡る

そんなイメージから
最初は龍の身体に季節を描こうとしたんだけど
なんかしっくりこなくて
つくりかけたこの子はボツ

刺繍ってことは最初から確定だったよ


そして浮かび上がる白と黒

黒い布に白で刺繍すると
ほんとに召喚!って感じだった
たてがみとか鱗とかは白系の糸も何色か混ぜてるのよ



龍1体につき約1ヶ月
2ヶ月まるまる刺繍に没頭した


ちょうどこの頃
リリーさんからシリウスとオリオンの香油瓶が届いて

白い子はシリウスのエネルギー
黒い子はオリオンのエネルギーを纏っていると知る

龍さんはだいたいわたしの腕くらいのサイズ


そして今年の夏
後半戦スタート


真ん中の、12星座のゾーンの下
誰にも見えないところにライオンズゲートのエネルギーを通して



そこに重なるようにグレートセントラルサンの光を置く

ちなみにこのメタルパーツ
数年前に買ったはいいけど何に使うんだかまったくわからなくて長らく眠っていた子
サイズも何もかもピッタリすぎてビビった



背景に何を置くか、と思った時に
花みたいなのが見えて
イスラム幾何学にたどり着く


モスクの建築様式とか模様とかすごい好きで
これまた何年か前に買った本から模様をコピーさせてもらった

祈りの場にふさわしいカタチ


幾何学部分の刺繍も
だいたい1ヶ月ずつかけて出来上がった


あとはもう
わたしにしては珍しく、極力シンプルに


祈りの振動はとても静かで細やかで
いろんなものを削ぎ落としたところに
その真髄が在る



『祈り』

白と黒、陰と陽
ふたつはくるくるまざりあい、時を生む

光と闇のどちらにも触れて

そしてわたしたちはゼロを知る
そしてわたしたちは命を知る

0と1
輪から愛へ
めぐる祈りは愛となり
やがて世界は満ち満ちる



祈り
495,000円



額装サイズ  縦 約45cm × 横 約55cm × 奥行き 約5cm 
(作品本体サイズ  縦 約40cm × 横 約50cm)

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