昨日のブログに書いたこのエピソード
投資に失敗して
そんな自分をずーっと責めてたなってお話



それから
こわいまま、不安を直視できないまま
突っ走りながら
2019年はなんだかんだで
たくさんお金の挑戦をした



月の器マルシェで
壱岐島の素敵なお宿
海里村上さんにひとりで泊まったり
4人くらい泊まれるお部屋だったんだけど
ひとりの時間がないと死んじゃうから
相部屋にしないでひとりで広々つかわせていただいた


ロビーにいらした紳士❤️

乙女座新月の日で
夕暮れの光が素晴らしくてずっと見てた❤️



年末には
假屋舞さんがリリースしたジュエリーブランドの指輪をお迎えしたり


舞さんのとこからお写真お借りしてます✨
女王の指輪、美しいグレースピネルさん

そう、ジュエリーも興味なかったんよ
石は大好きだけど

でも、この指輪、この写真見たとき
ひとめぼれしたのと
これわたしのだ…って思っちゃったのよね

こういう出逢いは無視したら後悔するから
すごくドキドキしながらポチった

てか、毎日のように
まだあるかな、まだ売れてないかなって
ショップチェックしてて
売れてたら諦めようとか思ってるんだけど

どうせドキドキするなら買ってしまえと←
もっとときめくドキドキにしろよと思って
ポチった

お値段495,000円
やっぱりこわかったー笑い泣き


ほんとに大きなお金どころか
小さなお金を動かす経験さえしてこなかったからね
なかなか気持ちの整理がつかないというか
深いところから掻き回されて
どうしていいのかわかんなくて
言葉にもできないし



そしてまた
わたしなんかが買ってよかったのかな
こんなにお金つかってよかったのかな
って
ぐるぐる後悔の嵐w

はい、まだまだ自己肯定感も自信もなかったです(つい最近の話なのにね)


その後のインスタライブで舞さんが
「これもねー、売れました!買う人いなかったらわたしが買おうっておもってたんだけど」
って言ってて

あーー
わたしなんかが買ってしまってごめんなさい!
ふさわしくないのにごめんなさい!!
って
無駄に卑下してたというw



収入の方は
この年にメインでどかんとお金が入ってきたのが
月の器マルシェで八木さやちゃんがアート作品を買ってくれたのと

インスタやFacebookで写真をシェアしてくれててたおかげで
わたしにたどり着いてくれた人たちが商品を買ってくれたこと



そしてまみさんとのご縁ができて
星讀神社という企画で
たくさんのホロスコープを見せていただけたこと




だから

全部影響力ある人のおかげじゃん!!

って思ってたの


わたし単体の力じゃない
これに依存しちゃいけない
でもわたしにはそんな力がない
って


2020年がスタートした頃のわたしは
今思えばものすごく焦ってた

そして焦りながらも
アート作品に力を入れていこうと思った
2020年立春



この子を送り出したあと
この子はすごくすんなりお嫁入りが決まったの


もっとお金が入ってきて欲しいっていう焦りと
これが売れたらまとまったお金が手に入るっていう下心と
今ならやれる!っていうちょっとの自信と
この世界を形にしてみたいっていう純粋な思いのハイブリッドで

約1ヶ月半、集中してこの作品をつくった





『旅路/おかえりの宿』

作品サイズ  35×40cm
額装サイズ  43×55cm


それまでつくってきた作品の
ゆうに倍以上あるサイズ
はじめての挑戦






正面階段の横では、対の鳳(おおとり)が出迎え
ひだのような不思議なカーテンの入り口の向こうは見えない
広いのか狭いのか
明るいのか暗いのか

金色の実をつけた
繁る枝葉の大きな樹
扉の横に対のランプと
枝から吊るされた植物のようなランプ



そして旅人は扉をくぐる
おかえりの宿




ほんとうの自分にたどり着いたとき
ほんとうの自分を思い出したとき
それまでの人生は一度おわり

お宿の扉をくぐり
再び目覚めたら
また新しい出発のとき






それでも
売りたいと思ったところには売れなかった
下手な営業かけて
勝手にはずかしくなって
勝手に凹んだ

エゴの押し付けだったから

なんて自分勝手なことをしたんだろうって
はずかしくおもっているうちに
世間はコロナ一色になり


わたしもそのままペースダウンして
自分ビジネス講座からドロップアウトしたり
自己開示ブログを控えたり
動けないとおもうままに動かなかった






そろそろ動かなきゃ
そろそろウォーミングアップしなきゃって
思い始めたのは
アユミから多めにお金が振り込まれて
なんか元気になってきた頃

あ、わたしもう
休んでるんじゃなくてぐーたらしてる
もうここから出たい
って


過去のブログ記事をほとんどざっくり消して
冬眠から目覚めたクマみたいに
のっそり動きはじめた感覚があった

それまでもアマビエさんつくったり
魔導書ミニノートつくったり
なんにもしなかったわけじゃないけど
なんというか誕生日のあたりから
しっかり「起きた」感覚があったんだ





今だからわかる

わたし、
「おかえりの宿」で休んでいたんだ

って






部屋のすみで
箱に入れてひっそりと保管してた

ときどき箱を開いては
消化しきれない思いとともに
複雑な気持ちで眺めていて


あぁ
この作品はこのままお蔵入りかなぁ
売れないなぁ

なんて思ってた


そりゃ手放すわけにはいかないよね
わたしが宿泊中だったんだもん照れ






決してわくわくだけでつくった作品ではなかった

でもそんなの毎回のことだ
いつだって先の見えなさに途方にくれて
それでも進みたいから進む
その繰り返し


1年近く
この作品とともに過ごして思うのは
この作品はとても深かった、ってこと


リアルタイムではわからなかったけど
過去のすべての出来事を
力強く、未来への伏線として
紡ぎあげるように


暗くあたたかな樹の内側で
わたしを優しく抱き止めて眠らせ
そしてまた新しい人生を歩めるように
整え、向き合わせてくれた

キラキラしているけど暗くて
静かだけど確実に生きていて
リボンは血が通っているみたいに脈打つ


この世に生まれてくる前に居たところと
この世界を繋ぐ扉


再出発したい
生まれ変わりたい
これまでの自分を卒業したい

そんな願いを

静かに
静かに

だけど、とても大きな力で包んで
次の人生を力強く歩きだす準備を手伝ってくれるんだ






おかえり
ゆっくりおやすみ

そしてまた
新しい日を迎えたら
いってらっしゃい



そんな不思議な作品です
ご縁のある方のもとへ
お届けできますように照れハート








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