東京の知人から
A４ファイルが入るトートバッグを
作ってほしいと
帯３本が送られてきたのが
昨年４月
素材の持ち込みは初めてだったけど
帯なら大丈夫かなと引き受けることに。
あれこれ時間が経過して
このたびやっとバッグ３個が完成
お待たせしました～
①ゴールドの流線模様の帯トート
柄を合わせて革でつないで横長に。
折りジワはアイロンでも伸ばせないので
使える部分から合うパーツを選択。
底部と中央のラインにしっかりした
ゴールド加工の山羊革(イタリア製)を。
ハンドルと上部パイピングには
柔らかいけどパリッとしたベージュの山羊革。
肩に当たる部分にはポリエステル綿を少し。
シンプルなデザインなので
流行りのタッセル(フリンジ)・チャームを
ゴールドの革で。
金具はいつもアンティークゴールド
裏地は丈夫なコットン、紬っぽい織り。
マチ付きポケットをひとつ。
②朱赤の丸・角模様の帯トート
この朱赤！
究極のおしゃれ和装が目に浮かぶ。
バッグにするなら
朱赤に負けない素材をなじませて
現代風に仕上げることに。
模様に合わせて曲線で構成。
ハンドルも朱赤！
厚めでしっかりした牛革で作成。
マチはこげ茶の
ヴィンテージ調加工の山羊革。
やや厚めでも柔らかい。
マチの片側には帯地を曲線で配置。
表側で上部のパイピングに見えているのは
裏地のななめチェック柄ナイロンの延長。
マチ付きポケットをひとつ。
③黄色の変わり縞柄の帯トート
帯の裏地もいい感じの生地だったので
お太鼓部分を裏地ごと活かして
縦長の本体に。模様だけで充分ユニーク。
片側は口を黄色い羊革でパイピング。
ハンドルには変わり縞柄とぴったり合う
彫り模様が入った曲線仕立ての木製品を。
裏地を使ったパーツで縫い付けました。
マチにも帯の裏地。しっかりしてる！
この裏には頑丈な綿生地を。
撮り忘れたけど、底部には
ベージュの山羊革を縫い付けて補強。
硬い帯地や革を何重にも重ねて縫うのも
職業用ミシンでバリバリ縫えた
前のミシンだと
針が折れまくりだったハズ。
それにしてもフリーアームにならないのは
ものすごく不便で 作業が困難
より思い通りに縫うには
腕ミシンという専用ミシンがあれば
楽なんだけど
60万円くらいするらしい
これからは本腰入れて
製作活動をブログにアップできるよう
ガンバるぞー