滋賀の未来について思うこと

こんにちは。

滋賀県湖南市のグルーデコサロン、琵琶湖パール・スワロフスキーアクセサリー製作販売 AtelierLicca(アトリエリッカ)のいずみちえです。

※Atelier LiccaはJGA(社団法人日本グルーデコ協会)・ユリシスドンネ認定教室です。

ただいま新規生徒様募集中です

ゆったり少人数制の自宅サロンでスワロフスキーを使った本格アクセサリーを作りましょう

趣味で終わりたくない、将来講師や作家として活躍したい方には認定講師講座もございます。

=イベント情報=

12/15(土) 土曜レッスン残席1

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先日、ドキドキする場に参加させていただきました。ドキドキというか、ドギマギというか

参加させていただいたのは、滋賀県倫理法人会女性委員会主催の「滋賀の未来を語り合おう！交流会」。いつもお世話になりまくっている、MINORI Lab代表の安達みのりさんにお誘いいただきました

私、人見知りな割に大勢の人の前で話すのが平気なんです。平気というかどちらかというと好きな方。でもこれはあかんかった！私が行ってよいものか

場違いなんじゃないか

邪魔にならないよう隅っこでこっそりひっそりしていよう！そう思って会場に向かいました。

ドギマギ挙動不審気味に、会場の「びわ湖花街道」さんにお邪魔しました。せっかく素敵な憧れの旅館なのに写真を撮らせてもらう余裕もなく固ーーい表情で会場となるお部屋へ

でもその前にいつも優しく話してくださる一幡さんが

「どしたん！表情ガチガチやで！笑」

その言葉に我に返って、緊張している自分に吹きそうになりました

会場に入ると皆さん明るくて優しくて、私ともたくさんお話してくださって、そこには愛が溢れていました

司会進行は安達さん。そしてずっとお会いしたかったくさつ未来プロジェクト代表堀江尚子さん。お二人の相性がとても良くて

落ち着いて心地よいトーンで話される安達さんと、パワーいっぱいの堀江さん。イベントってこういう空気大切だなぁと思いながら聴き入ってました。

会場のびわ湖花街道、佐藤祐子社長のお話は、世の中、社会に対する不平不満が多いけれど、そうではなく自分たちが選んだ長が決めた事。不満はあれども一度それに添うてみて、共にやっていくことが大切。そんなお話。

ただ文句を並べるだけなら誰でもできる。意見を言うのも建設的で常に前向きでなければ発展はないなと改めて思いました。子育ても仕事も政治も同じだと考えます。

そして、最初に声をかけてくださった一幡さんのお話。滋賀の未来について。この日早朝まだ暗いうちから長浜まで行って、大津まで戻ってこられたらしく、滋賀って夜(朝方)真っ暗やと

でも、道を明るく照らすために湖岸を開発して、琵琶湖の環境が取り返しのつかないことになるよりは、暗いままの方が良い。暗いと言えども走れるわけだし、それくらいのことなら、環境と天秤にかけたら我慢できるし、このままきちんと守っていくことの方が大切だと思う。というお話。

私は滋賀生まれの滋賀育ち。琵琶湖と山と田んぼの風景が広がるこの土地で生きてきました。なので一幡さんのお話が本当によくわかる。昼間はひらけた土地に太陽が燦々と降り注ぎ、夜は日暮れと共にだんだん暗くなる。夜中となれば真っ暗闇。夏はカエルの合唱、秋は虫の声がリンリン聞こえる。朝日が琵琶湖の湖面に映り、夕陽は山の向こうに沈む。自然と一緒に生きている感じ。そんな環境がかけがえのないものに思います。

私が扱わせていただいている琵琶湖パールが育つ条件も、琵琶湖の水質が重要な要素です。水質汚染は致命的なのです。そして水質は琵琶湖の環境が少し変わればすぐに悪化します。

滋賀に住むということは、ゴミの分別も細かいし、キッチンにディスポーザーは基本的につけられないなど、住民も琵琶湖の水質保全に生活レベルで取り組んでいくということです。正直面倒臭いこともあります。でも大切なこととわかっているからやるのです。

滋賀の素晴らしい環境、そこから生まれた伝統産業、伝統工芸をいかに守り続けられるか。それは私たち一人一人が前を向いて、共に手を取り合って行動して田舎を維持することに尽きるのかもしれない。都市化についていけない田舎ではなく、敢えてこのままでこの環境の維持を選択することが人材を育て、滋賀の魅力を発信していくことに繋がるのかなと感じた一日でした。

そんな堅いこと書いてますが、会場は終始笑顔に包まれた和やかな雰囲気で、美味しいランチと可愛い虹色ケーキもいただきました