苦滅の刃 | ウクレレと将棋と・・・

ウクレレと将棋と・・・

趣味の『ウクレレ』と『将棋』を中心に書いています。
ウクレレは2016年5月に始め、ほぼ毎日弾いています。
将棋は昨今のブームに乗り2020年8月から再開。
三段取得(令和4年4月)。

 

生きることは苦である。

 

釈尊の説いた「苦」とは

思い通りにならないということ。

 

思い通りにならないということを、

完全に受け入れると、ストレスが無くなります。

 

多くのストレスの要因は人間関係であると

言われることがあります。

 

なぜ、人間関係がストレスになるのでしょうか。

それは、他者を自分の望みに合わせようとするからです。

 

(1)他者に自分の思うように動いてほしい。

(2)他者に自分が良く思われたい。

 

(1)他者に自分の思うように動いてほしい。

これは本質的に100%クリアはできません。無理ゲーです。

思うように動かないがデフォルトになっていれば、

例えば、自分がお店で何かを他者に注文したときに、

注文した品を手元に届けて頂いただけで、ありがたい。有難い。

注文した品が手元に届けて頂けないことが当たり前の設定です。

思い通りに動いて頂いたら嬉しい、感謝という目線になります。

 

(2)他者に自分が良く思われたいというのも、

(1)につながりますが、

何かのときに他者に動いてもらうことができるというところに

なるでしょうか。打算です。

他者が自分をどう思うかはコントロールできないので、

そこに関与しない、うまくいくように働きかける必要がない。

自分の気分が良くなるから他者に親切にする。

見返りを期待して親切にするのは、ズレているのかもしれません。

自然体であることができればストレスは無くなります。

 

思い通りにならない。ということが原理。

思い通りにならないのが当たり前という見方で

「苦」は激減です。