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羽生くんの一夜限りの「GIFT」に行ってきました。

幸運にも最初の先行抽選で第一希望が当たり、この日を楽しみに待ってました。

今日までなかなか書けなかったけど、配信で復習もしたし(姪っ子よ、ありがとう❣️)、防備録として残しておきます。



いつもならここから、フィギュアスケートに関心のない方はスルーして下さい、と言うのですが…

GIFTはアイスショーを超えた最高のエンタメだったので、見ていない方は今からでもディズニープラスで見た方がいいです!(配信は3/12迄)

以下、長くなるけどよかったらお付き合いくださいね。




さて、久しぶりにやってきた東京ドーム。

(野球には全く興味がないので、せいぜいテーブルウェア・フェスティバルとかで来る程度)


17時開演なのに昼間から結構人いるのね。

ちなみに、これは物販の指定時間だった14時頃↓


予約した物販を受け取った後まだ時間があったので今作ってるカルトナージュの生地を探しに行ったりお茶したり…

そのうち現地待ち合わせの妹から「着いてるよー」とラインが来たので、ドームに戻りました。


荷物チェックの後、会場に入る時にスマホでQRコードを表示し読み取ってもらって始めて座席がわかるシステム。ここで発光するリストバンド?も頂けました。


中に入ると「来てくれてありがとう!」ってお迎えされた…

ちなみに会場内は撮影禁止だったので、私の写真はここまで。


私達の席は一階スタンド席で、正面向かって右サイドの前から15列目、ロングサイドの真ん中あたりでした。

ちょっと見た事ない位の大きなスクリーンが正面にあるし、アイスリンクを見渡せるので、これなら羽生くんはよく見えそう。

ん?スクリーン横のあの「手」は何だ?

よく見たらオーケストラボックスが見える。まさか生オケあり?

始まる前にいろんなハテナが飛び交いました。



さて、開演時間になり…

最初はストラヴィンスキー「火の鳥」

スクリーン下の舞台の真ん中が割れて、オレンジ色の翼の羽生くんがクレーン?ゴンドラ?に乗って現れた。


妹が「ん?氷川きよし?」

やめてくれ!笑

いや、私も一瞬思ったけどね。


羽生くんが限界サバイバーを歌うはずもなく

ちょっと意外な衣装ではあったけど

華麗に壮麗に舞っていました。

リンクサイドに火柱も上がってビックリしたなぁ。


そして、スクリーンでは

絵本のような太陽と月の物語が始まり、

二曲目は、「ホープ&レガシー」

このプログラムは、羽生くんのスケートがなぜ皆を惹きつけるのかがよく分かります。

ジャンプよりきれいなスケーティングを観せる事を重視した振り付け、ひとつひとつの動きが音とピッタリ合っていて気持ちがいいんですね。

ここの映像がまたとても美しく、最後スピンを終えてポージングした羽生くんが月の中に浮かびます。とても幻想的でした。


演目の合間のポエムのような長い独白は聞いていて心が痛かったけど(ホントに孤独を感じていたんだなぁと)、この時間で着替えをしたり息を整えているのでしょう。


3曲目は、千と千尋の神隠しから「あの夏へ」

長いヒラヒラのついた真っ白な衣装で登場

スレンダーな羽生くんにとても似合ってます。

久石譲の甘美な曲に乗せて、まぁ美しいこと!

会場全体をうっとりさせてました。


そして4曲目は、ショパンの「バラード第一番」

私の大好きなプログラムです。

スクリーンに映し出された満天の星空?

いや宇宙そのもの?銀河?

その中をレベルを落とす事なくジャンプもスピンもきっちり決めていくので、本当にすごいですね。


スクリーンにはチビゆづも登場し、

アニメーションで大人ゆづになったところで、

急に場内が明るくなり、6分間練習の場面へ。

やったぁ。これ見たかったやつ。

プロローグでは「SEIMEI」だったけど今日は?


わぉ!北京五輪のあのショートの曲だ!

6連でも4回転、3回転の連続やらジャンプの調子も良さそう。

そう、前半のハイライトは

「序奏とロンド・カプリチオーソ」でした。

あの時、氷の穴にハマって飛べなかった4回転サルコウは細い軸で完璧に降り、4回転-3回転トゥループ、後半のカウンターからのトリプルアクセルも全て決めましたよ。

ドキドキしたけど、アドレナリンの出るいいプログラムでした〜。


しかし満員の東京ドームで、あの時のリベンジなんて度胸あるなぁ。

リベンジというより、忘れ物を取りに戻った感じなのかも…

羽生くんの心の傷のカサブタが、またひとつキレイにはがれてるといいな。


ここまでが前半

この後40分の休憩が入り、後半です。


    *        *        *         *


さて、後半最初は、

スケートリンクの周りに並んだプレイヤー達の「レッツクレイジー」の演奏から。


演技の1曲目は、

「レット・ミー・エンターテイン・ユー」

これ、コロナ中の試合でTVで見ていたプログラムで、観客の入った中で見たいと思ってたから盛り上がれて良かったです。

いつの間にかリストバンドも光ってた!

会場全体がキラキラでプラネタリウムみたい。

キレのあるスケートも魅力的でした。


2曲目もダンスナンバー

Adoの「阿修羅ちゃん」

Adoはよく知らんけど、羽生くんのダンス好きはファンなら知ってるので、楽しそうに歌い踊っている姿を見てこちらも楽しくなりました。

この衣装もカッコよかったです。

スケート靴履いてるのに、ホントに体がよく動く。


3曲目は、

これまた大好きなプログラム

「オペラ座の怪人」

これはまたスクリーン上に揺れる大きなシャンデリアが投影されて素晴らしい演出。

シャンデリアが落ちて飛び散った後に片面マスクの羽生くんの大きな顔が…

そしてここで、何だろ?と思ってたスクリーン横の「手」と繋がったわ!なるほど、迫力がある。

リンクサイドにはまた火柱が。


この辺りが体力的に一番キツかったみたいで、ジャンプに乱れがみられたけど、頑張りました。

このプログラムの何がいいって、黒手袋で顔を半分覆う羽生くんの手がセクシーなんだよね〜。


そして、スクリーン上

また彼の独白が続く。

「繋いでいた鎖は粉々に散って自由になった」

「夢は終わった」


で、次のプログラムが

「いつか終わる夢」

白い布を纏って羽生くん登場。

これはYouTubeにもあがっていたプログラムかな。

叙情的な静かな曲です。

ここでもリストバンドが活躍。

会場がまたプラネタリウムに。


そして最後は

「ノッテ・ステラータ」

これも大好きなプログラムです。

ここまでの演出と違って、暗いアイスリンクにスポットライトだけで演技する羽生くん。

いつにも増して身のこなしの美しいスワンさん。

悲しくないのに涙が出てくるようなステキなプログラムでした。


火の鳥で登場した羽生くんは、白鳥さんの姿で

出てきた時と同じくゴンドラに乗って

帰って行きました。


そしてね、

一人で10曲ものプログラムを滑ったあと、なんとアンコールまであったんです。 


アンコール前の紹介で、演奏のオケが東京フィルハーモニー交響楽団だという事も明かされ、これまたビックリ。



アンコール1曲目は、「春よ、来い」

後で知ったんだけど、ユーミン来てたんですね。

2曲目は、今や羽生くんの代名詞となった

「SEIMEI」でした。盛り上がりました。

そうそう、野村萬斎さんも来ていたとか。



豆粒にしか見えないだろうとか、席埋められないだろうとかいろいろ言う人達もいたけど、とってもよく見えたし満席で追加席も出ましたよ!

胸がスッとしたわ。



羽生くん、

夢のような素敵な時間を本当にありがとう❣️

GIFT確かに受け取りました。