ご覧いただきありがとうございます!
昨日のブログは、大分本業から脱線してしまいましたが、
せっかくなので、たまには私の素性(笑)をもっとよく知っていただける場をブログでは設けられたらなと思い、記事にしてみました☺️
そして今日は、ずっと書きたいなと思っていた
「Atelier IBUKI」の由来について書いてみようと思います。
生花の持つ瑞々しさとは反対に、一見時が止まってしまったかのように見えるドライフラワー。
でも、ドライになっても尚、お花たちは時を経るごとにゆっくりとその表情を変化させていきます。
その静かな「息吹き」を感じて、楽しんで頂けるような、温もりのある作品を作っていきたいなという想いから「Atelier IBUKI」と名付けました。
ちなみに屋号を考えていた時、もう本当に悩みに悩んで全然これだ!というアイデアが浮かんでこなかったんです。
そんな中、何気なく庭の花壇に咲いていたフレンチラベンダーを摘んで花瓶に生けようとしていた時にパチッとラベンダーと目が合って、
こんなに優しい姿だけど力強い生命力だな~と思ったその瞬間「イブキ」という声が聞こえた気がしたんです!(笑)
それがラベンダーの声だったのかは定かではありませんが😅、そんなこともありAtelier IBUKIという名前に辿り着きました。
そして、それらの私の想いを託してロゴを描いてくださったのが、イラストレーターのリエさん。
私は自分の想いと、水彩のお花を、ということだけしかお伝えしなかったのですが、期待以上に素敵な仕上がりに
本の表紙をイメージして描いて下さったこちらのデザインには、
IBUKIのお花と、それを手にした方との間にこれから生まれていく物語への、ワクワク感を込めて描いてくださったそうです。
常々、作品はお届けした時点ではまだ本当の意味では未完成だと思っています。
というのも、
受け取ってくださった方が、これからそのお花と共に過ごし、思い出を重ねていかれて初めて、本当の意味で完成するものでありたいと願っているからです。
懐メロを聞くと、その当時の自分の思い出が蘇るように、
ささやかだけど、大切な日常の
思い出の景色のほんの一部になれたなら、そんなに嬉しいことは有りません。
強い個性や主張はないけれど、みなさんの暮らしにそっと寄り添えるお花。
これからも、そういうお花をお届けしていきたいと思います。