こんにちは。atelier comado のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

この季節、そして昨今のコロナ自粛でますます熱が冷めやまないキャンプ

新潟に本社を置く、スノーピーク社の売り上げも話題になっていましたね。

我が家も去年の夏からキャンプデビューをしまして、

テントはスノーピークのものを使用しています。

 

 

屋外で自分自身や家族だけで美味しい空気を胸いっぱい吸って、

綺麗な自然を感じて、

美味しい食事をいただくだけでも至福の時を体感できる魅力満載のキャンプですが、

実は、これから家づくりを考えたり、今いる自宅について再考するためにもキャンプの体験は役に立つんです。

では、何に役立つかを3つにまとめてみました。


1)レイアウト

2)食事

3)小物選び 


1)レイアウト

 

キャンプといえば、広大なサイト内で場所を選んでテントを設置するフリーサイトと

ある程度の区画(60m²から150m²くらいが多い)内でテントを設置する区画サイトが

あります。

 

どちらにしても、キャンプで大事なのがテントとタープをどう設置するか。

フリーサイトは場所の確保から始まりますので、狙いを定めて行く必要もあります。

迷っているうちにだんだん場所がなくなり、各サイトに囲まれていた。。。

なんていうこともありうるのです。

 

どちらのレイアウトでも大切なのが、方位と、どこを見て過ごしたいか。

そして周囲との関係性です。

第一に、景色がいいサイトの場合や抜けのある場合は、何よりもそこに向か

ってくつろげるように全てを配置します。

タープの一番高いところ、焚き火スペース、ダイニングスペースを景色に向かって配置します。テントはそれに付随させる配置がベストですね。

 

次に、東西南北を考えます。

開く方向が北向きよりは、南向きにすると日中気持ちが良いです。

 

また日中はでかけるので朝日を存分に外で浴びたい、という場合は東をあける。

そうすると西日側はタープを下げて使うのもいいですね。

 

また、天体が好きな方は、季節ごとの夜空の見え方でタープ方向を決めて、

夜焚き火をしながら、好きな方角の星空を見る、、、なんて素敵なんでしょうかキラキラ

↑ これは我が家のタープの先に見えた月です。

ほぼ満月。美しい夜景を見ながらの団欒はかけがえのない時間になります。

 

もう一点は機能面で考えます。

コンクリートで真っ平らになっているわけではないサイト。

当然、凹凸や水の流れがあります。

せっかくタープを張ってもダイニングに水が溜まってはストレスですよね。

高低差がある場所や水はけの悪いサイトも配置に注意が必要になります。

 

このようにテントの配置は自然との関係性や、土地、そしてビューポイントの有無によってその場で判断することが必要になってきます。

住宅に置き換えても同様なことが言えるのは特記するまでもないですね。

 

 

2)食事

 

キャンプといえば屋外でいただく食事!

遠足で食べたおにぎり、ピクニックで食べるサンドイッチ。

家で食べる楽しみもありますが、

屋外で食べると美味しく感じられるのはなぜでしょう。

 

その醍醐味を目一杯体験できるキャンプ。

そんな食事にもできることならこだわりたいですよね。

 

しかし、テントの設営やアクティビティ、焚き火など他の時間も必要で、のんびり調理というわけにはいきません。

 

何よりリラックスしたいのに、

逆にストレスになるような料理にはしたくない、はず。

 

まずは段取り

メニューを考えておき、あらかじめ料理を想定して材料を切っておく、無駄な材料や食器を持っていかないように準備しておく、など工夫が必要。

 

普段家にいると、その都度手にとったり、

買い足しに簡単に行けるところができなくなります。

洗い物も最低限に抑えてラクしたい。

その時の動きを想定して事前準備をする段取りを考えることが必要です。

 

そして、サイト内の動線

サイト内のテントやタープなどの配置計画については前述した通りですが、

食事作りの動線計画ともあわせて考えるとより動きやすくなります。

 

大きなところでいうとテーブルとコンロやウォータージャグの位置。

クーラーボックスは冷蔵庫のようにみんなが使いやすい方がいいなど、

生活スタイルがそのままキャンプに置き換えられると?を考えて、

動線を考えてキッチンツールなどを配置していきます。

先日の餃子は焚き火で。焚き火台とキッチン、ダイニングの位置を近くして、調理しやすくしました。

 

キッチン台がある場合は調味料、ゴミ箱、コンロなどの配置もなるべく無駄な動きをしないような計画にするとスムーズです。

 

キッチン周りの配置計画を工夫すると、よりリラックスタイムが長くなりますので、アイテム選び含めて考えるといいですね!

 

 

3)小物選び

 

1)や2)とも関連深いのですが、小物選びも欠かせない。

 

必要最低限のキャンプを目指すほど、こだわりたくなるアイテム選び。

限られたスペース、動きの中で1つのアイテムがもたらす効果は、人それぞれです。

 

ランタンをガスにするかLEDにするか、

コンロは一口か二口か、無しにして焚き火オンリーか、

クーラーボックスはソフトかハードか、

スリーピングバッグの保温性は、、、、

 

たくさんの商品から厳選する大変さは、家作りの建材や内装の色、家具、家電、食器選びに似ています。

むしろそれよりも絞られているとも言えます。

↑ これは薪置きです。家には必要ないアイテム選びも出てきます。

 

ここで、各トピックがどのように家づくりにリンクするかのポイントをまとめると・・

 

1)レイアウト 

→ 敷地の中での自由な間取り、借景、空間づくり、窓の配置計画など

 

2)食事

→ 段取りや動線、キッチンまわりの配置計画

 

3)小物選び

→ 生活における必要最低限のものは何か、機能的で美しいものをセレクトする

 

これら3点、家づくりにおける大切なポイントが実にキャンプという小空間にぎっしり詰まっています!!

おしゃれなキャンプサイト作りをしている方のインスタなど見ると、

あー、家のインテリアもきっとこんな感じなのかな。など想像してしまいます照れ

 

また、家ではなかなか実現できない事を、あえてキャンプ場でやってみるというのも有りかな、と思いますよ!

 

 

最後になりますが、キャンプは家づくりに役立つだけでなく、というかむしろ、

自然遊びから学ぶことが子供にとって、そして大人にとっても大事だということや、

家族のだんらんができたり、共同作業による結束が生まれたり、

デジタルデトックスを試みることができたり、

生活する上で大事な要素がたくさんなのです。

 

 

今はレンタル品が充実しているキャンプ場も多くあります。

テントの建て方を教えてくれるなど初心者にも優しいサイトが多くありますので、

是非足を運んでみてはいかがでしょうか!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

下差し我が家のキャンプ道具の一部です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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