最近書店に行くとやたら収納の本や、作り置きできる常備菜関係の本が多いなあと感じています。自分の周りをコンパクトにそしてシンプルにしようとしている流れなのかなあ?

とか言う私もいっぱい買ってるんですけどね。



↑最近買った常備菜の本。
常備菜ってな~んかいいですよね。
コレが冷蔵庫にあるときは、安心。タッパーや琺瑯に入っている感じも素材が大切にされている様子が伝わってきて大好きです

どちらの本もただカボチャを煮ただけとかブロッコリーを茹でただけの本当にシンプルな常備菜が載っています。
「あ、そんなんでもいいんだ」と、作り手としてはちょっと勇気をもらえるところに編集の素晴らしさを感じています。

30年前から比べると電化製品も人々の生活も豊かになって、さぞかし家事の時間が減ったと思いませんか?実は、データを取ると、家事の時間は15分くらいしか楽になっていないらしいのです。
昨今の清潔志向の影響で掃除しすぎる、洗濯しすぎる、料理も作り過ぎるんでしょうね。

私の友人がこんなことを言っていました。
「常備菜などの備えは、品数をアップするものではなくて、むしろ家事をし過ぎないように、品数ダウンするための備えであってほしい」と。

何も考えずに生きていれば、こういう発想は出てこないので、すごく感動したのを覚えています。
以降、私も家事をし過ぎないように気を付けてます(笑)。