スカイツリー観覧後、「六本木」にふらりとひとりで行ってみることにしました音譜

「六本木」と言えば、私にとっては2007年にオープンした「国立新美術館」がある場所として認識していたんですけど、正確にどこにあるのか分からずあせる、さらに地図もガイドブックも持たずに出たとこ勝負だったので、六本木で降りて、う~んと考え込んでしまいました。

どっちに行けばいいんだろ?
時間はもう既に、5時10分前!
美術館の閉館時間は割と早いところが多いので、とりあえず、えいっとタクシーに乗ることに。
そして、な、な、 なんと、息を止めている間に着いちゃいましたガーン
「ええええっ~、もう着いちゃったんですかぁ?」
「最初に言おうと思ったんですけどね。710円になります」と、運ちゃんニヤリ。
「ひっ。」
ここは、先ほどの浅草魂の下町とは違う・・・と悟った瞬間でした。

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↑国立新美術館のゲート。
まあ、いいです。無事についたから。

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この曲線が素敵~。黒川紀章氏の設計です。全面ぐねぐねのガラス張り。
きっと、電気や水道の配線もぐねぐねで、工事士泣かせの設計に違いありません。
エアコンの室外機を、地面はおろか、屋上にも設置しないこだわりのある方だったので「非日常」の空間を存分に楽しむことが出来ます。
利便性やエコなどという言葉は美術館に相応しくありません。同じ、黒川氏設計の文化施設でバイトをしている私は、しばしばそう思います。
「アートは一筋縄ではいかないんだよ。」とここでも黒川氏のメッセージが聞こえてくるようでした。

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今回は、「ゴッホ展」を開催していました。
ゴッホと聞くと、その個性の強さゆえ、ゴッホの心情よりも、「そういう人が描いた作品」という先入観がありますが、今回はそれを感じず、ものすごくさわやかな展示だと感じました。

ゴッホの作品の他に、印象派やバルビゾン派と呼ばれる、当時は「異端」とされていた自然光を多く取り入れた作家の作品も沢山あったせいもあります。
現代人にとっては、差し障りのない作品でも、当時は、かなり批判されて、たたかれていました。
そんな新しい時代を作るパイオニアがいたと思うと、とても勇気づけられました。

また、彼は「じゃがいもを食べる人」「落ち穂拾い」など、作品のタイトル名からも感じられる農民の苦しさを社会的に伝えていたり、「アルルの部屋」や麦畑のピースフルな風景など、ゴッホも日々の生活から、美しさを感じ、表現していた活動家だったんだと嬉しく思いました。

フランスのアルルで描かれた絵画は、伸び伸び、キラキラしていて、ゴッホが幸せであったことを感じられる作品が沢山あります。この展覧会は、名古屋市美術館、九州国立博物館を巡回するので、機会があったら、行ってみてくださいね。

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地下のミュージアムショップが素敵でしたラブラブ
ものづくりをする方のクラフト作品ブースが充実していて、そこで、私が大、大、大好きな陶芸家の「イイホシユミコ」さんの作品を見つけちゃいました。

イイホシユミコさんの作品は手作りなんですけど、一見既製品みたいで、手に取ると手作りと分かる、既製品と手作りの微妙な間を模索して、作られています。

イイホシユミコさんも自分が世界のどの位置にいて、自分のすべきことを分かっている・・・素敵な人ですラブラブ

色合いも、ちょっとグレーがかかって、北陸の景色のよう。
結局、迷いに迷って5㎝四方くらいのちっちゃいくるみの蓋付きの小物入れを購入しましたラブラブ!

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実は・・・私、あまりの感激にここを出るときに泣いちゃったんですよね・・・。
ものを作る人って、非力な時も多いけど、なんて恵まれているんだろうって。


お上りさん旅行記はこれでおしまいです。長くお付き合いいただいて、ありがとうございました(^_-)☆