カルトナージュ Atelier chouette

カルトナージュ Atelier chouette

アトリエシュエット。フランスの伝統工芸「カルトナージュ」に魅せられて。
仙台、名取、山形にて教室開講中。

ビジャー香代子「Atelier Cartonnage」 認定教室、講師として
2014年~2022年まで活動。

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1、2月は寒かったですね。

 

作品展のご案内です♪

 

 

『Yuki&Yu&Mao 三人展』

 

 

会期 2023年3月18日(土)~3月25日(土)

11:00~18:00 (※最終日は16:00まで)

(※3月21日は休館日。)

 

会場 中本誠二現代美術館 (仙台市青葉区東勝山2-20-15)

 

 

 

 

 

 

 

 

カルトナージュ、イラスト、レジンのキーホルダーなどを展示します。

もしよろしければご来場ください♪

 

 

今年ももう少しで終わりですね。

 

12月1日~12月10日まで、国立新美術館にて

「21世紀アートボーダレス展2022 煌星KIRABOSHI」が開催されました。

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

出品した作品をご紹介します。

 

 

 

「祈り」

 

 

ウクライナのペチャールスカ大修道院をモチーフにして、

小さなランプを作りました。

 

 

正面には鏡と、バラの刺繍を飾りました。

 

(※刺繍図案は書籍「クロスステッチ英国スタイル」より。笹尾多恵 (著)。)

 

 

上部には天使の飾りを載せました。

 

 

側面と裏側にも、窓と引き出しを作りました。

 

 

 

裏側に、天使の模様をエンボスで描きました。

 

 

 

窓にはハート柄の紙を使用したり、

引き出しにはオルゴールを取り付けました。

 

 

 

 

夜はランプとして使用します。

 

 

明かりを灯すと、窓が光ります。

 

 

刺繍も見えるように、両脇に明かり窓を付けました。

 

 

 

 

 

上部にも透かし窓を作りました。

暗くしても、照らされて天使が見えます。

 

(明るい時には透かし窓はわかりませんが、ランプを灯すと窓が光ります。)

 

 

 

誰も望まない戦争が、まだ続いています。

 

平和の尊さ…。戦争の恐ろしさ…。

 

どうか早く、幸せな日常に戻りますように。

 

 

毎日寒いですね。

 

ずーっと長い間、頼まれていた依頼品を、ようやく完成させましたあせる

 

 

 

「ジュエリーケース ~Rのために~」

 

 

3年前に、叔母がアトリエカルトナージュの作品展を見に来てくださいました。

(私は、「テルチ」という作品を作りました。)

 

叔母より、

「こんなふうに、小さくて、かわいらしくて、光る仏壇がほしい。」

 

 

(引き受けたものの、長いこと悩み…。 構想を練っては、また悩み…。)

(叔母はまだ若く元気だし、仏壇はまだまだ先の話…。)

 

依頼は仏壇だけれども、

生きているいま、毎日使えるようなものにしよう。

眺めているだけで、幸せな気持ちになれるような…。

心が安らぐような、そんな作品を作りたい。

 

 

イメージを少しずつ固め、デザインを考えて、作り始めました。

 

 

中央の窓には、叔母のイニシャルと、

裁縫が好きな叔母のために、小さな飾りを3つ収めました。

 

 

真ん中に鏡を配置し、左には切り絵のカード。

右には窓を作りました。

 

 

 

 

 

 

横にはビーズのブレードを付けて、

左脇の引き出しにはオルゴールを納めました。

 

 

 

 

 

小さいですが、引き出しにはアクセサリーを入れることができます。

 

 

鏡部分には、写真を入れて、

フォトフレームとして使うこともできるようにしました。

 

 

 

 

 

夜には灯りをともして…。

 

 

より幻想的な雰囲気に。

 

 

 

 

 

オルゴールを鳴らして、灯りを眺めて……。

 

 

 

見ているだけで、心が安らぎ、

幸せな気持ちになれればいいなぁと思います。

 

 

 

誰しもいつか必ず訪れる、永遠の別れ。

深い悲しみを柔らかく包み、心を温かくしてくれる。

眺めて、思い出して、幸せな気持ちになりますように。

 

秋も深まり、紅葉のきれいな季節になりましたねもみじ

 

早いもので、アトリエも6周年を迎えましたドキドキ

のんびりした私でも、教室を続けてこれたのは、一重に皆様のおかげですニコ

 

皆様ありがとうございますラブラブ

 

これからも、皆様とカルトナージュを通して、

楽しい時間を過ごすことができればいいなぁと思います。

どうぞよろしくお願いいたします音譜

 

 

リボン まあるいパニエ リボン

 

 

四角ではない作品が作りたいなぁと思い、

まあるいかごを作りました。

 

全面には少女の愛らしい絵が描かれています。

 

 

側面にはブルーのバラがあります。

 

 

裏にもかわいらしい子供の絵。

パネル柄の生地で、8種類くらいあるのですが、どの絵もかわいらしいです。

 

 

造花を飾っても素敵ですねピンク薔薇

クッキーなどを入れて、プレゼントしてもいいかも知れません。

 

 

見ているだけで、ほっとするような、

温かい作品を作っていきたいなぁと思います。

 

 

アトリエではのんびりと、皆様思い思いに作品を作られています。

 

アトリエからの眺めクローバー10月下旬のこの日は良い秋晴れでしたもみじ

 

コロナ禍ではありますが、コロナに気をつけつつ、

カルトナージュを皆様と共に楽しんでいきたいなぁと思いますコーヒー

 

 

皆様、昨年は大変お世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2019年は8月と、11月末~12月上旬にボーダレス展があり、

それぞれ作品を出展しました。

遅ればせながら、

11月末のボーダレス展の作品をご紹介します。

 

 

「春を愛でる ~さくら~」

 

 

 

古来より、春になると一斉に咲きほこり、

人々を魅了してきた「桜」。

つぼみが少しずつふくらみ、花が満開となり、やがて散りゆく。

桜の花の美しさと華やかさ、そしてはかなさを作品に表現しました。

 

 

人生には良い時もあれば、辛い時もあるだろう。

満開の桜は、全てを包み込み、

その美しさは深くいつまでも心に残る。

そして、人々はまた、翌年の春の訪れを待ち望む。

 

 

 

 

今回のボーダレス展のテーマは「JAPAN」。

 

上段は和室をモチーフにして、

丸窓や障子をデザインしました。

 

 

下段は、仙台箪笥をイメージして作りました。

 

 

夜になり灯りをともすと、幻想的な和の世界に一変します。

 

 

 

両側面には、濃淡のある桜が3つずつ、

浮かび上がるように工夫しました。

 

 

 

 

 

 

散りゆく桜のはかなさと美しさを、3つの桜で表現しました。

 

 

 

 

夜桜を眺めるように、静かに和の美しい世界に心を置く。

 

 

 

昼と夜の桜の美しさ、桜を見た時の幸せな気持ち。

少しでも、そんな桜を感じられればと思います。

 

 

本年も皆様にとって、

幸せなすばらしい一年となりますように。