こんにちは
青い額縁です。
6月は祝日がなく、
今年は4週で平日がきっちり終わるのでなんだか忙しなく。
講師をしていると
ひと月の中の5週めの数日や、うるう年のたった1日など
ほんのちょっぴりおまけの数日がとてもありがたく感じます。
次の階段を上がる前の踊り場のような、そんな数日がいいんです。
カルトナージュ講座の生徒さんからA4の書類が入る卓上のトレーを作りたい、とリクエストをいただきました。
サイズも決まっていてデザインもそう変化のない「用」のものですが、私なりに作ってみました。
事務系の職場等でよく見る書類整理のためのトレーです。
A4サイズ用の封筒が入るように作りました。
2段でのリクエストでしたが、ちょうどグラデーションになる赤・ピンク系の3色の製本クロスが残っていたので私のは3段です。
苦手な書類整理も明るく前向きに取り組めるかな。
バラしたりスタッキングできる作りにしています。
3段のサイズが微妙に違うのでトレーごと入れ替えて重ねて使うことはないのですけどね
オリジナリティーと言えるのは側面の形と底前方のカーブでしょうか。
少しずつ奥行きサイズが違うので、重ねても前方に3段それぞれの色が顔を出します。
側面の斜めカットは重ねると一直線です。
真鍮の数字のチャームを見つけたので貼ってみたら素敵になりました。
そして
実際に使ってみての感想。
立て掛けて保存するファイルBOXは省スペースで便利ですが
平置きにすると目立つというか目に触れる面積が広いので、よく見るものや納期の近いものは平置きが役立つような、
そんな気がいたします。
そう言えば本屋さんもそうしてますよね
さて赤・ピンク繋がりで。
今年もしっかり梅雨入りしましたが
梅雨入り前の5月の晴れの日に、行きたかった場所に行ってきました。
東京都江戸川区にある
角野栄子児童文学館、『魔法の文学館』です。
児童文学作家の角野栄子さんの本を中心にたくさんの児童文学や絵本に子供たちが気軽に親しめるような場所になっていて建物の設計は建築家の隈研吾さん。
江戸川区のなぎさ公園内にある緑に囲まれた素敵な場所です。
イメージカラーは角野さんこだわりのいちご色です。
昨年11月の開館のニュースを聞いてから一度行ってみたかったのですが
ここはお天気のいい初夏に行きたい!と思っておりました。
正直なことを言うと、角野さんの作品はずっと『魔女の宅急便』しか知らなかったのです
でもあの物語は特別に印象深い作品でした。
白といちご色の建物と公園のグリーンが映え、大きな窓も開放的で気持ちよいです。
ここの本棚はいちご色でおうち型。
小さな椅子やベンチがあちこちにあってどこに座ってもよし、です。
目に留まった本を読んだり、眺めたり、ただめくるだけだったり、時間が静かにゆっくり流れます。
天気が良ければスタッフに声をかけて、建物外に本を持ち出すことも可能です。
芝生の上で、木陰で、好きなところで読書できます。
(本の館外利用は冊数や利用時間に制限があるので事前に確認してくださいね)
ま、
詳しいことはリンク先を読んでいただいて
お天気の良い日にいちご色の文学館でのんびり、おすすめです。