こんにちは
青い額縁です。
もうすぐ梅雨入りかも、
と聞いてから長いような気がします。
今のうち、と言いながらも何度か毛布や寝具を洗濯できました。
今日も額装講座より受講生の皆さんの完成作品をご紹介します。
3㍉厚の厚紙で45°斜断面を3段、ところどころ抜いてその重なりを楽しむテクニックの作品です。
3段なので色選びも加えればその重ね方は無限大で、ドキュモンのイメージにあわせたデザインを作ることができます。
華やかなクリスマスカードに合わせて3段の斜断面の色を変え、シルバーのフィレも加えています。
額縁は使わずペーパーフレーミングで仕上げました。
ドキュモンに描かれているのはロンドンのバーリントンアーケード。1819年オープンの歴史ある有名なアーケードです。
クリスマスのキラキラしたアーケードが目に浮かぶ、楽しい額装作品になりました♪
クリスマスから季節は進んで、ひな祭りのカードを額装されました。
幅広斜断面を小さく区切って凸凹につくるテクニックの作品です。
こちらも区切る位置やその幅は自由、
なので色選びを加えるとかなり無限大に楽しく作ることができるデザインです。
パスには和柄で雰囲気がドンピシャな模様紙を貼りました。
ドキュモンと模様紙、いい組み合わせを見つけられましたね
こちらも幅広斜断面の応用でコーナーを曲線にして仕上げるテクニックの作品です。
斜断面は一辺ずつ、一角ずつ別々に仕上げるので色の組み合わせは自由に選べます。
描かれているのはローマのコロッセオ。
こうしてある一面から切り取られると古い建築物が精巧に作られた装置のように見えます。
斜断面の色がモダンでお洒落です
額縁はご自身で厚紙で製作され、スキバルを貼って仕上げています。
【ドキュモン】
ROMA COLOSSEO
DISEGNO DI SUSANNE MOCKA
入会して4作目に製作するパヴェ(絵を浮かせる)というテクニックの作品です。
ご家族のお知り合いが描かれた作品のポストカードを額装されました。
窓を作って絵を裏側から抑えるのではなく絵をマットの上に乗せて、
浮かせるように額装するので周囲(額の内側)に箱状に高さを作っています。
この高さ(奥行き)部分も横から少し見えるので色選びが肝心。
コーヒー、煙草、帽子、後ろに少しだけ見える絵、
古い作品ではないですが何やら独特の雰囲気があります。
シンプルなテクニックのおかげか、その雰囲気がそのまま伝わる額装作品です。
映り込みが激しくてすみません。
入会後2作目に作られる45°斜断面の作品です。
シックな雨のボストンの風景をシンプルな色選びで額装されました。
一つ前の作品と同様、色とテクニックの効果かストレートにドキュモンの時代や空気感などのイメージが伝わって素敵です。
そして雨ってやっぱり絵になります
額縁は使わず、ペーパーフレーミングで仕上げています。
【ドキュモン】
Childe Hassam
Columbus Avenue, Rainy Day 1885
Worcester Art Museum
さて
そろそろ雨の季節が近いのでしょう。
梅シロップを仕込みました。
その前はいちごジャムでした。
どちらも毎年2回戦はしていました。
いちごジャムはもっとです。
今年はどちらもお値段が高い。
特に梅は不作なのか1回めから買うのを躊躇するほど。
買ってしまったけど2回目はないな
いろいろ値上がりしてるから仕方ないけれどなんだかなあ。
私には好きと実益を兼ねる数少ない幾つかの一つなのに。
と食べながら脳内で思考がこぼれるこの頃。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
薔薇は2番花がぼちぼち、少しずつ咲いてます