そう、先の台風がやって来る前に。


アトリエはまぶしいほど光あふれる先週日曜日に、


夏休みのスペシャルアトリエをひらきました。


今年は5つのクラスがあります。


そのひとつめ。


布に描く

~Tシャツとかばんに描こう



子どもアトリエ×アレクサンダー・テクニーク 風光景


これは洗っても落ちない布用の絵の具で。


アイロンをあてるとさらにかっちり。


猫の額ほどの庭で、おひさまのちからを借りて乾かします。



もしかしたらふだんは、


「服を汚しちゃだめ!」と言われてしまうことも少なくないであろう子どもたちも、


今日はどんどん


絵の具をTシャツに、かばんに染みこませていきます。


ぼわーと滲みがでるのも、


ばさっと筆あとがのこるのも、


ぼたぼた絵の具がおちるのも、


みんななんだか絵になっていく。



乾くのを待ってるあいだに…


うどん作り。


小麦粉と塩、水だけでつくる、シンプルこの上ないものですが、


ちからがいる。


それは、ひたすら、こねるから!


「わたしのはやらかい~」


「ねー これってかたすぎる?」


「もっともっとこねて!」


不思議なのはだれも「疲れた~」と言わないこと。



子どもアトリエ×アレクサンダー・テクニーク 風光景


手の感覚が、生き生きとしていると、


ひとは元気になるのかな。



3歳のひとたちも、一生懸命こねたりのばしたり、


包丁で生地を切ることもやってみました。


「3歳の子にそんなこと!」とお叱りを受けるかもしれませんが、


わたしやお母さんがいっしょに持って、


ひとつひとつ


注意をもって切る。


怖いことではありませんでした。



わたしにとっては、こんなときがいちばんアレクサンダー・テクニークを使っている瞬間です。


ハサミ、 カッターナイフ、 ホッチキス、 コンパス、など。


実はアトリエには、とても魅力的で便利だけれど、使い方を誤ると危険な道具がいっぱいです。


その使い方を、身につくように、教える。


それはひとつの大事な仕事だと思っています。



わたし全体で、子ども全体にふれながら、


道具全体をいっしょにもつ。


そうすると、


子どもたちは必ず、真剣になります。


その道具についての注意を、よく聞いている表情になります。



さて。


手打ちうどんをゆがいてもらって、たっぷり食べて、


遊んでいるうちに、帰るじかんです。


子どもアトリエ×アレクサンダー・テクニーク 風光景

すてきな夏休みを!!




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