豊島、直島、宮島を巡る旅から帰ってきた。


豊島美術館は、規模は大きいがとても繊細な水の美術館。


ベネッセハウスは、数年前に訪れた時よりも展示物が増えていて、特に杉本博司の屋久杉のテーブルとお茶室はとても良かった。


曇天の地中美術館は、時間がなくてモネとタレルに絞った。

照明が自然光のみのモネの部屋では、最初は暗くて彩度が極端に低かったが

目が慣れるに従い、色彩が歌いだした。心地よい歓喜の歌を聴いているようだった。


リーウーファン美術館にも立ち寄った。

嘘や言い訳のない世界の尊さを見た。私もアートでそこへ行きたい。


2泊目の石亭は、有名な宿。

安庵の部屋に泊まった。不思議な間取りが不思議と落ち着く。

この宿は庭の散策も楽しく、椅子のコレクションルームや、置いてある書籍が面白い。


最後に立ち寄った宮島水族館では、カワウソとチンアナゴがとにかくかわいい。


実はそんな旅行から帰ってきて1日目は、一平さんのニュースで色々考え込んでしまい、仕事が手につかなかった悲しい

スターの周りに群がってくる雑音を、

ほとんど護られることのない立場の一平さんが振り払っていたのではないだろうか。

その中のひとり、百戦錬磨の胴元に本気で狙われたら

どんな人でも抗えないのではないだろうか。

必死で大谷さんに隠し通そうとしたのも、保身というより大谷さんを護るためだったのではないだろうか。


一平さんに護られてのびのび野球を楽しむ大谷さんを、

そしてそんなふたりを観るのが大好きだったなぁ。


もし一平さんが日本に帰ってきたら

抱きしめて、お疲れさまでした、と言える国であってほしいと思う。


…と、言うまでもなく個人的な考えです。



さあ、旅行も行ったし1日ぼーっとしたし、

今日からようやく制作復帰。


このグラデーションどうなるかな。