「初めてのパステル画体験」－こどもさんたちのご感想

先日、某所にパステル画の指導に出かけました。

教える相手は、小学校高学年から中学校３年生までの子どもさんたちです。

この子どもさんたちは、今、在籍している学校に、毎日通えていません。

なので、少人数の集団の中で、学習をしたり、コミュニケーション作りの練習をしています。

目指すところは、学校への復帰です。

わたしは、前職でこのような子どもたちと関わる仕事をしていましたので、今回、ご縁があってお声をかけていただきました。

今回は、型紙を使わないでも描ける「光の輪」にしました。

約２時間の授業の中、最初は、戸惑っていた子どもさんたちも、夢中になって描いていました。

画用紙にテープを貼ることも、パステルを削ることも、指で描くことも、全てが初めてことばかりです。

完成後、子どもさんたちから、このような感想をいただきました。

・遠くから見ると、思ったより、きれいにできました。

・グラデーションが上手くいったので、良かったです。

・思っていたより難しくなかったので、良かったです。

・削って絵を描くのは、新しいので、楽しかったです。

・うまくできたので、楽しかった。

・パステルを削って、指でのばすと、ホワホワした色が紙に広がって、優しい気持ちになりました。

・全体の色合いを見ながら、選択するのは楽しかったです。

・指で触りながら、描いていくのが、楽しかったです。

どの子どもさんたちも、自分の絵の中に良さを見つけて、楽しんでくれたようです。

まずは、自分で自分を認め、褒めてあげることが大切です。

また、指で描くことが、こんなにも、こころを緩めてくれるのだということを、あらためて感じました。

そして、完成した絵がこちらです。