おはようございます。
今日も倉敷からの配信です。
今朝は雨の倉敷です。
今日一日中こんな天氣とのことですので
先週から進めている部屋の片付けを行います。
たくさんの本を読んで
月曜日からの実践に備えたいと
存じます。
今日の良い言葉は
先日反響の大きかった『致知』11月号の
上田先生のインタビューをシェア致します。
最近「自分で考え抜く力」の重要性を
痛感しています。
創造的な仕事をするのには
不可欠な力ですね。
仕事の上でも家庭の上でも
志事を諦めず「考え抜いていきたい」
と思います。
それでは、皆様の今日一日が愛と光と忍耐で
喜びに満ちた日となりますよう
お祈り申し上げます。
コメント楽しみにしております。
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ピンチの時こそ閃きは近い
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大きな発見や画期的な成果を挙げる人は、
どちらかというと成果に鈍感なタイプが
多いように思えます。
トーマス・エジソンはまさにそうでした。
彼は子どもの頃
「1+1=1」
と主張しました。
一つの粘土と一つの粘土をくっつけると
一つだというわけです。
エジソンは幼少期から
何にでも疑問を持ち、
納得いくまで教師に質問を続けた話は
有名ですが、
それではなかなか
前に進むことはできません。
それでも、成果を焦らず、
失敗を恐れず取り組んだからこそ、
大きな成功を手にしたのでしょう。
安易な成功を求めず、
自分の可能性を極限まで追求したい
という高い志を持って試行錯誤を続ける
「諦めない人間力」は
学問やビジネスの世界だけでなく
人間のすべての営みに通じる
創造力の源泉です。
いま社会は原発問題や財政・金融危機など
マニュアル力だけでは立ちゆかない状況に
追い込まれています。
ここで問われるのが、まさに
「自分で考え、創造する力」
にほかなりません。
益川博士がそうであったように、
どうしても打ち破れない壁に
ぶつかった時に、
勇氣を持って本来あるべき原点に
立ち戻った時、
新しい閃きが生まれる可能性が
高まるのです。
ピンチの時こそ閃きは近い──。
これもまた学問やビジネスに共通する
人生の極意なのです。
危機的状況にあっても
諦めず考え続けることで、
情報(インフォメーション)の中に隠された
知恵(インテリジェンス)
が見えてくるのです。
その時、私たち一人ひとりの人間力は
確実に高まっていきます。
「考える力」を鍛えることは、
人間の営みに対する洞察力を高め、
私たちの人生を深めていくことに
繋がっているのです。
上田正仁(東京大学大学院 理学系研究科教授)
(月刊『致知』2013年11月号 特集「道を深める」)