Willのアルバム内でCrecsent2を境にしてDreamy Dayから始まる後半のA次元のお話などを題材にしたユニット曲について、Fever シリーズでのA次元のストーリーを交えて部分的に考察してみます。
MATZ
youtubeのコメント欄にとても詳しく(英語で)書いてあることの受け売りになりますが、
まず冒頭のKIAカーニバルという車種の車の下にGPSを取り付ける人物の描写は2021年に実際にATEEZに起こった事件で、KQは犯人を提訴しました。(サセンがメンバーの移動用車両にGPSを取り付けた事件です)
こいつらはうるさいという歌詞は実際にデビュー当時のATEEZが人から言われた言葉らしいです。
my doctor says 上に席がたくさんある という歌詞はソンファが医者から胃が人より大きいといわれたことを揶揄しているらしいです。(推測)
それ以外にも歌詞にはたくさんの実際に起こったエピソードなど込められていそうですね。
最高にかっこいい長男s 永遠なれ
YouthとIt's youで表現されたストーリーはZero Fever Part One Diary fiimを見るとそのつながりがよくわかります。
Youth
ユンホとともに音楽を奏でていたユンホの兄はある日車に轢かれて亡くなってしまいます。
YouthのMVではミンギとユンホがとある家を窓からのぞき込むとその中にはそれぞれ痛みを経験するミンギとユンホがいます。
ユンホのシーンには窓ガラスが割れてエアーバックが作動した車が登場し、ユンホはギターでその車を殴り涙を浮かべます。
ミンギは青春は何か大人に問いかけているシーン(youthビハインドより)と、自分が経験する葛藤や痛みを青春という一言で片づけて正論をぶつけてくる大人たちの声を遮断するようにイヤホンをつける描写があります。
そして最後は、兄の喪失に苦しむユンホと大人たちからの心無い言葉に苦悩するミンギがいる家が燃え上がるのを、「一人だった20歳の風よ」という歌詞とともに見つめるミンギの横にユンホが加わり、二人で家が燃え上がっていくのを見つめています。
It's you
かつて舞台恐怖症だったウヨン(Big hit練習生時代の実話です)をスポットライトのように照らす車のヘッドライトから始まるIt's youのMV。
鳥かごの中の鳥は美しく舞い、サンは鳥かごを開け放ちますが中から出てきたのは一羽の青い鳥ではなく無数の灰色の鳥でした。
机がたくさんあるがらんとした教室で孤独を抱きしめるヨサン。
(おそらくdiary filmのサンとヨサンのストーリーが入れ替わっています)
It's youはBOS(ヨサン、サン、ウヨンのユニット名、50歳の半分(25歳)という意味)の3人がそれぞれ歌詞を書いたそうで、それぞれ、目指したい方向性があったようで、それとA次元のストーリーの断片が入り混じる盛りだくさんのコンセプトのMVになっているので、断片的な解説になりました。
歌の意味自体は歌詞がすべて表しているので、A次元とのつながりの考察はここまでにとどめておきます。