カロリー  277kcal/1人分

塩分(食塩相当量) 1.9g/1人分  

 

■材料:2人分

鶏もも肉    100g 

なす      60g

ピーマン    40g

人参      40g

ズッキーニ   40g

玉ねぎ     15g

 

オリーブオイル 大さじ1

トマト缶    400g

塩       少々

胡椒      少々

コンソメ    小さじ1

ローリエ    1枚

 

■作り方

①鶏もも肉は食べやすい大き目な一口サイズに切る

②なすは1cmくらいの輪切りに、ピーマンは種を取り一口サイズに、人参は乱切りに、ズッキーニも輪切りにし、玉ねぎはくし切りにする。

③焦げ付きづらい鍋に、オリーブオイルを入れて、鶏肉を熱し、その後、鶏から出た油と一緒に、なすとズッキーニにも火を通し、他の野菜も入れる。

④塩胡椒を軽くし、ある程度軽く火が通ったら、トマト缶を入れ、コンソメとローリエを入れ蓋をしてときどきかき混ぜながら煮る。

⑤味を見て、足りなければ、塩胡椒で調整する。温かくしても、冷蔵庫で冷やしてもどちらでもおいしく食べられます!

 

 

■■@doctor加藤医師コメント

なす(生)は100g中、22kcal、たんぱく質1.1g、脂質0.1g、炭水化物5.1g、食物繊維2.2g、カルシウム18mg、カリウム220mgが含まれています。糖質=炭水化物-食物繊維=5.1-2.2=2.9(g)ということになります。GI値は25です。どちらも悪くない数字であり、なすは血糖値の乱れにはつながりにくい食物であるといえます。心と体の健康にとって大事なのでなんどでも書きますが、「血糖値の乱れは心の乱れ」ですから、レシピごとに意識していきましょう。
以前なすのメニューでも、「なすは血糖値の安定化に貢献し低カロリーですが、低たんぱくなのだけが残念です。そのかわりなすには食物繊維がまあまあ含まれており、スポンジ状となっている身は出汁やアブラをよく吸収します」と書きました。
今回は鶏もも肉が加わっているため、なす単独では不足するたんぱく質を補うことができています。またトマトはカロテン、ビタミンCが豊富であり、トマトの赤色はリコピンという赤いカロテノイド系色素によるものです。カロテノイド自体が強い抗酸化作用をもっており、その中でもリコピンはとりわけ強い抗酸化作用を持っています。人間の体内で発生する活性酸素は強い酸化力をもっており、細胞を酸化させてサビさせてしまいます。サビると色んな部分がやられてきますから、嫌ですよね。もちろん筋肉にも美容にも良くありません。それを防いでくれるのが抗酸化物質なのです。リコピンの他、ビタミンC、ビタミンE、カテキン、ポリフェノールなどが代表的な抗酸化物質です。しかも、なすの紫色の部分には、なす特有のポリフェノールであるナスニンが多く含まれています。ナスニンはアントシアニン系色素のポリフェノールの一種です。良質なアブラにも抗酸化作用あり、また体内の炎症を防ぐ作用もあります。このメニューでは一価不飽和脂肪酸(オメガ9)であるオリーブオイルも入っていますし、低GI、低糖質、高たんぱく、抗酸化物質、と良いキーワードが盛り込まれていますので、心と体の健康のために皆さん早速つくってみましょう。


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