腑抜けども、悲しみの愛を見せろ | あただの映画三昧

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

このインパクトのあるタイトル。
赤のワンピースで仁王立ちの佐藤江梨子。

「観なければいけない」と感じたのは私だけではないはず。


意外性の強いストーリー展開を予測していたが、逆に“意外に”オーソドックス。
登場人物の特異性を前面に出し、いわゆるキャラ勝負。

「あるある」と「ないない」のツッコミが心の中で交互に起る感じだ。


サトエリ。
この役にはピッタリ(自意識過剰で体だけが売りのバカ女)だが、前述の通り最後まで“そのまま、見たまま”で突っ走ったのは少し残念。

監督が何かのインタビューで
「脇役にしっかりヒットを打つ人を揃えたので、サトエリにはホームランか三振を…と伝えました。」
と語っていた。

むしろ演出上、彼女の役割が想定内過ぎるので、脇役に「一発屋」を揃えるべきではなかったか?

永作博美の壊れ役も悪くない。永瀬正敏の神経質な感じもいい。
しかし…そう。この二人に飽きたのかもしれない。


邦画バブル。「俳優の個性を削る」か…

面白い題材だけに、あとひとサジ欲しかったかな。


1800円