志村はスッと私から離れると、きょろきょろとあたりを見回して落ちていた自分の携帯電話を拾ってきて、私の寝転がっているすぐそばにボンっと投げてきた。
志村「ほら、今すぐ警察呼べよ。さっさと俺を逮捕させろ。もう何でもいい。どうだっていい。」
その姿を見て私はものすごい恐怖を覚えた。
今通報したら興奮した志村はもう何もかもがどうでもよくなって警察が来る前に私は殺されるんじゃないかって。
死んだら終わり。死ぬわけにはいかない。今は興奮させてはいけない。子供たちと逃げよう。
もう夫婦関係は完全に終わった。私の気持ちは固まった。一切揺るがない。だからこう答えた。
私「しないよ。通報しないよ。もういいよ。」って。
涙が出た。
色々な感情が巡ってきた。
髪の毛がたくさん抜けて頭皮がひりひりした。
殴られた顔はマヒして痛みもない。
私は泣きながら立ち上がると、ヨロヨロとした足取りで寝室を出た。
怖くて怖くてとにかくこの部屋から今すぐ逃げ出したかった。
そしてボロボロになった私はフラフラと壁伝いにリビングのドアを開けた。
ガチャッ・・・
↓※私のイメージ↓
(↑ほんとにこれ思い浮かぶぐらい髪の毛ボーボーでやばかったってww)
リビングには廊下を隔てた寝室からありえない音を聞いておびえている次男がソファの隅で小さく丸まっていた。
ドアの開く音で顔を上げた次男は私を見て
「・・・・!!!!!!!!!」
となった。
「あ、ご、ごめんね・・・・」
「!!!!!!!!!!!!」
そして部屋に入ろうとした瞬間、志村が私の手をグイっと引っ張る。
私「え!?!?!?な、なに!?!?」
志村「ちょっと来て」
私「無理無理無理、怖い怖い怖い怖いぃぃ~!!!!!」
志村「何もしないから!!!!!!!!」
「!!!!!!!!!!!!!」
したってばすでに散々wwwwwwwwwww
何もしないからって何ほんと基地外wwwwwwwwwwwwwwww
無理無理無理無理wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やばいってこいつまじでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
となり、結局強引にまた寝室へ引きずられていった。
「!!!!!!!!!!!!」
その様を次男はブルブルと震えながら目撃していた。
再び寝室に連れ込まれドアを閉めると志村は突然私を強く抱きしめた。
志村「ごめんね、ごめんね、ごめんね・・・・・」
私「・・・・・・」
こ、怖すぎるでしょナニコレほんとやばすぎて草も生えない。
でも殺されたくないから黙ってた。
抱きしめられながら私は
どんなに優しくされても、もしもまたいつもみたいに許しそうになっても、今回は私は何があっても家を出るんだ。って再度自分に言い聞かせました。
志村はまた許してもらえたと思ってる。
馬鹿な男だ。

