ひぃー!!!
わ、わーい、き、切れたー!!!!
と思って内心ドッキドキしてたけど顔には出さず。あくまでも真顔で塩対応。
アテクシ、これしきのことでは動じませんの。おほほ。
( ¯−¯ )「........」
おほ....ほ.....
志村「ふっざけんな!このっ!!!」
╰( ゚Д゚)╮-=オリャー
ヒューン ドッカーン!
志村は私を脅すためなのか、私には当たらないすれすれの左右ポジションを狙って衣装ケースを投げまくってきた。
いやー、ね、万が一ちょっと下手に気でも使って避けようとしてヒョイって決めた方向性の違いが顕著に現れた場合は顔面ヒット間違いなしなわけ。
もう方向性の違いですっつって解散も辞さない構えなわけ。
あと、もうね、何よりでかい。でかすぎなの。投げるものとしては。うん。そもそも投げるものではないはずなんだけれどアレ、恐らく多分。角とか面取りされてないもの。カクッてなってた!!カクッて!!!
えーっと、今から頭上のリンゴを撃ちますから動かないでくださいね~の感じで物語進んでます。今のところ。
しゅごいっ!!こんなの初めてっっ!!!!
つーわけで、志村は止められない止まらない。
まるでかっぱえびせんのごとし。
( ¯−¯ )「............」
いえ、アテクシ、ビクともしませんの。の顔を作る。
が、
【内心】
ひぇー、ちょーやべー!
と、思ってました。
志村「バカにしやがって!!!クソッ!!!」
(っ'-' )╮ =͟͟͞͞◒
ヒューン ドッカーン!
( ¯−¯ )「ねえ、やめなよ.....」
【内心】
ちょ、パ、パソコン壊れるってば!!!家電はやめて!!!ボディにして!!!
志村「うるせぇ!黙ってろ!ボケ!!!」
ォリャ(/゜Д゜)/┻┻
ヒューン ドッカーン!
( ¯−¯ )「............」
これが噂のかの有名なOH MY GOD......
満を持して言えるOh my god
おお、わたしの神よ.....
どこいったのほんと神様。
【内心】
ちょっと、やめなってば!どーしよー!キチガイザルが止まんねぇーwww
そしてとうとう衣装ケース8個、全部の引き出しを私の左右目掛けてぶん投げ終わった。
幸いにも私には1つも当たりませんでした。
私の前後左右は、でっかい箱と割れたケースの破片と散乱した衣類の山でめちゃくちゃ.....
恐る恐る振り返ると、パソコンの液晶画面バッキンバッキンに割れてました。
うっは、逝ったわ、もったいねぇ......
けれどそれでも私は「出ていけ」という意思、姿勢を崩さなかった。
私はさめた目で夫を睨みつけた。
(<●>ω<●>) でーてーいーけー!!!
しかし興奮し野生ザルと化した志村はとどまることを知らない。もうナウシカ呼ぶしかねえわけ。こいつを鎮めるには。でも今のところナウシカ全力で不在。ちょ、ごめん。今取り込んでて風の谷まで行く時間ないやっ!!!
すると志村、今度は部屋の奥へ行き、奥の壁から部屋の中央の仕切り壁に向かってダダダダダタっと走ってドーンと体当たりした。
そして戻って来てはダダダダダタっと走って体当たり。
跳ね返ってきてまたダダダダダタっと体当たり。
Oh!!!!ヤメーテクダサーイ!
余りの動揺にこちらもアメリカンで対抗!!!
勝てそう!!雰囲気では勝てそう!!!
つーかね、もうね、ほんとやばいわけですよ。
むしろなんなら笑いそうなんです。実際。
中々の絵がここにある。もうね、凄い。
恥ずかしい。
超深刻なんですけどね、そう、確かに深刻なんだけどね、なんつーか、もう、本気で助走つけて壁に体当たりしてるんだけど、全力で跳ね返されちゃってる。跳ね返ってきちゃってるうううううんんんん!!!!!!みたいな、ね。うん。なんか、もう。
もうね、なんなら、ちょっとした手拍子とかつけて、東京フレンドパークのアトラクションかなって、もはや応援したい気持ちすらうっすら出始めてる。
たーわーしっ!たーわーしっ!って心で叫んでる自分がいる!
そんな反り立つ壁なんですけど、まあ、アレよね、そこそこの圧で、っていうか、志村の意地で、はい、破壊されましたー。ってなわけでー。
壁って壊れる。そう。それなりの助走とそれなりの体当たりと、それなりの意地でもって破壊できた。
身をもって、何か恐らくちょっと負傷した志村さんがお届けしましたー!スタジオ、お返ししまーす。
次のコーナーは、、っつーことも無く、
ふと見れば、もう志村ゼーハーゼーハー息切らしちゃってる。
尋常じゃないぐらい疲労困憊www
さて、そんな訳ですが、まだまだ終わりじゃなかったーっ!!!
次は、その仕切り壁に掛けてあったテレビをですね、
私からパソコンの椅子を奪い取りまして、オリャーっと投げまして、床にゴトっ、バキっ。
うわー、テレビが.....ゴトって...
となったわけです。
リンゴが木から落ちる感じで。
でもね、リンゴじゃなかった。テレビだった。
熟したテレビが、壁からゴトって落っこちてバキってなってた。
もうお部屋ではない、の、かな? ここは。と。
修行の部屋で、えっと、家具を敵とみなして戦えばいいの、か、な?と。
そんなんじゃ戦えないよ、、、
「ねえ、ちょっと落ち着いたら?」
とか今更言ってみた。
志村「うるせぇんだよ!!!」
ダメらしい。
じゃ、じゃあ、あの、ナウシカに習って、ギュウウウウっとしてみた。
そしたらさ、なんかさ、なんかヘナヘナーってなってしょぼぼぼーんってなって、ポポポポーンってなってベッドに座って燃え尽きた。
.......