車のエンジン音が止まる。
運転席のドアが閉まる音が聞こえた。
車のロック音も聞こえた。

普段なら子供たちの騒ぐ声にかき消されてしまう音。
今日は良く聞こえた。


子供たちは既に全員2階に避難。

私は食卓につき、iPhoneのボイスレコーダーのスイッチをONにして録音していることがバレないように画面を暗くした。
そしてテーブルの上にそっと置いて、椅子に座ったまま開いているドアから玄関の方を見ていた。


夫が玄関を開け家に入ってきた。
キョロキョロ

どの面下げて帰ってきたのだろうか?
ムキー

ドキドキする。
これから戦わなければならない。
夫は何を話すだろうか。


すると、夫は玄関を挟んだ隣の部屋(夫婦の寝室)にササッと逃げるように入っていった。びっくり


(´°д°`)エー



直ぐに追いかけていき、
「ちょっと話し、いい?」

夫「....ああ。」


そのまま部屋を移動してダイニングテーブルに向かい合って座った。




ニヤニヤ


さて、バカなお前が必死に考えてきたであろう言い訳を聞こうか。




私「とりあえず、今日の一連の出来事を自分の口で説明してよ」


夫「まぁ、、、仕事だって言うのは確かに嘘だったよ。」

私「うん」

夫「昨日、お前にガミガミ言われて、家にいるのが嫌になっちゃって、それで仕事だって嘘ついて家を出たんだ。」


(ΦωΦ)ホホォ…



私「うん。それで?」


夫「それで、〇〇公園の脇道に車停めて車で今まで寝てた。」



笑い泣き!!!!!!!






笑い泣きマジかよ
笑い泣きなにそれ?
笑い泣き嘘だろ????
笑い泣きちゃんと考えたの?ねえ?ちょっと?


有り得なくね?
まってまって、朝のフェイスタイムのやり取りどーすんの?この言い訳の中に1ミリも触れてないけど、どーなの???

ツッコミどころ満載すぎて心がザワつく私www
ザワザワさせんのも大概にしろやマジで。
こっちは遊びじゃねーんだ。

ビックリするわ。



私「ふーん。で?」

夫「それだけ。」

私「.......」

夫「悪かったね...」

私「..............」


笑い泣きいやいやいや、ないないないわ!!!


まぁ、とりあえずちょっと聞いてみよう。
私からちょっと"言いやすさ"を与えてみよう。そうしよう。

私「え、ちょ、それ、嘘じゃない?本当?」

夫「うん。本当。」( ー`дー´)キリッ

私「大丈夫?胸は痛くないの?」

夫「うん。痛くないよ」( ー`дー´)キリッ

私「自分の心、痛くない?大丈夫?」

夫「痛くないよ!!!!」( ー`дー´)キリッ

私「私の目を見てもう一度そのセリフ言ってみてよ」

夫「( ー`дー´)キリッ 嘘じゃないですっ!」




滝汗え、なんだろ?もしかして、知恵遅れか何かだった?しかも、なんなら薄ら笑いを浮かべている。

ちょっとニヤつきながら
デレデレ「イケてる!!!大丈夫だぞっ!!!」
みたいな感じで


誤魔化せたと思っている模様。

え、嘘だよね?


私「...........」



とりあえず、よーく分かった。
お前の腐った幼稚園児並みの言い訳の録音は取れた。

では、反撃と行きましょかーウインク