カーボカウントの有効性 | IDDM雑記帳

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ある日突然発症した「1型糖尿病」

原因不明のこの病に真摯に向き合うために...
病気のことや日々の生活を綴ります

IDDM(1型糖尿病)を発症してから
ルーティンワークとなった血糖値測定とインスリン注射・・・

そして、ネットを使っての情報収集・・・


そんな中「カーボカウント(carb counting)」という
血糖コントロール方法があることを知った

「これって自分が利用できるものなのか?

そんな思いが強すぎて なかなか理解することができないが
マスターできれば血糖コントロールが楽にできるような気がする


カーボカウントの基本的な考え方をあらわした
簡易計算式についてメモっておこう

(1) インスリン効果値【1800ルール】
 インスリン1単位で下げることのできる血糖値
 (計算式) 1800 ÷ 1日当たりの総インスリン量 

(2) インスリン・カーボ比【500ルール】
 インスリン1単位で処理できる炭水化物(カーボ)量
 (計算式) 500 ÷ 1日当たりの総インスリン量


現在のインスリン量で計算してみる
 Dr.からのインスリン指示量 = 16単位
  ・基礎インスリン(持効型)  : ランタス 1単位
  ・追加インスリン(超速攻型) : ヒューマログ 4単位×3回

 (1) インスリン効果値(1単位当たり)
    = 1800 ÷ 16
    = 112.25 (約110mg/dl)

 (2)インスリン・カーボ比(1単位当たり)
    = 500 ÷ 16
    = 31.25 (約30g/単位)

この値を基礎に自分自身の食事とインスリン注射量の関係を検証してみよう


参考にしたサイトの情報によると次の補正が必要となるようだ
 (1)インスリン効果値は患者のインスリン感受性により
  1700~2200の値を用いる
 (2)インスリン・カーボ比は患者の体重により
  300~500の係数を用いる

(参考サイト)
 All About「強化インスリン療法の1,800ルールと500ルール」
 URL : http://allabout.co.jp/gm/gc/405135/