旧ラベルのオールドモルトカスク/八嶋 | 吉祥寺 whisky house vision 

旧ラベルのオールドモルトカスク/八嶋

Visionの八嶋です。ボトラーズのダグラスレイン社は、1949年にグラスゴーで創業。
グラスゴーやロンドンの上流階級で人気のあったブレンデッド・スコッチ
「キング・オブ・スコッツ」の販売権を獲得して以来スコッチウイスキーのブレンドと
輸出を手がけるようになりました。世界各地のマーケットに応じて
ブレンデッド・ウイスキーを開発する、従来のウイスキー業者に見られない
フレキシブルな経営姿勢が各国のエージェントから高く評価されているんです。
主なブランドはハウス・オブ・ピアーズ、グレンドラムのほか、タバコのJPS社に
同名のスペシャル・ブレンデッド・スコッチを子会社で生産したりしています。
1990年には、女王輸出貢献賞を受賞したんですって。。すごいですね。

1998年からは、シングルモルトのインディペンデントボトラーとして、
オールドモルトカスク(OMC)シリーズを展開し、アルコール度数を50%に調整した
無添加・無着色・ノンチルフィルターの多彩な蒸留所のモルトをボトリングしています。
創業者のダグラス・レイン氏の亡き後、現在はスチュワートとフレッドの兄弟で
会社を運営しています。家族経営なんですよね。なので品質から倉庫での瓶詰、
梱包まで全てを独自のスタイルで管理し確かな品質のウィスキーを提供しています。
同社はブレンデッドも生産している為、シングルモルトとしてボトリングするには
品質が落ちたり向かない物を無理してボトリングする必要が無く、彼らが本当に良い
と思った物だけをシングルモルトとして販売しているというコトですね。

そんなダグラスレインがリリースする、OMCシリーズのラフロイグ。
一挙にご用意してみました。こちらです・・・

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ラフロイグ 1987 17年
蒸留:1987年11月~ボトリング:2005年3月
ボトリング本数:717本 熟成樽:リフィルホグスヘッド

ラフロイグ 1987 18年
蒸留:1987年11月~ボトリング:2005年11月
ボトリング本数:632本 熟成樽:リフィルバット

ラフロイグ 1988 18年 ラムフィニッシュ
蒸留:1988年4月~ボトリング:2006年9月
ボトリング本数:308本 熟成樽:リフィルホグスヘッド

ラフロイグ 1994 12年
蒸留:1994年9月~ボトリング:2007年2月
ボトリング本数:390本 熟成樽:リフィルホグスヘッド

最近、新しいラベルにリニューアルしたオールドモルトカスク・シリーズ。
旧ラベルのラフロイグは、これで最後になりそうです。お見逃しなく。。
今夜もvisionにて、お待ちしております。

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