第34回フェブラリーステークス(GⅠ)の生観戦 | TAKESHI~鉄道と競馬が好き~

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鉄道と競馬の好きなもので、よく関東GⅠレース(稀にGⅡ、GⅢ)の生観戦と乗り鉄をします。

京王線府中駅から市街地のど真ん中を歩くこと15分で、JRA東京競馬場に到着しました。

東京競馬場のエレベーターは東芝(東芝エレベータ)製と三菱電機(三菱電機ビルテクノサービス)製の2種類、エスカレーターは三菱電機(三菱電機ビルテクノサービス)製、日立製作所(日立ビルシステム)製、東芝(東芝エレベータ)製の3種類です。

ターフビジョンは三菱電機製のオーロラビジョン、場内テレビ(館内モニター)はシャープ製(AQUOS)、東芝製(REGZA)、三菱電機製(REAL)で、ソニー製(BRAVIA)、パナソニック製(VIERA)、日立製作所製(Wooo)は有りません。

本日のメイン11Rは、今年で36回目となるフェブラリーステークス(GⅠ)です。それでは出走馬を紹介します。

ゴールドドリームです。昨年のフェブラリーステークス当日の3歳オープン特別、ヒヤシンスステークス(OP)と、同年のユニコーンステークス(GⅢ)を勝っています。
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コパノリッキーです。2014年(平成26年)の第31回と2015年(平成27年)の第32回のフェブラリーステークス、2014年(平成26年)の盛岡第14回と2015年(平成27年)の大井第15回のJBCクラシックを連覇しており、連覇こそしなかったものの船橋のかしわ記念(GⅠ)を2勝(第26回第28回)、他には大井の第39回帝王賞(GⅠ)と盛岡の第29回マイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ)も勝っています。
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ベストウォーリアです。2014年(平成26年)の第27回と2015年(平成27年)の第28回マイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ)(いずれも盛岡)を勝っており、コパノリッキーが優勝した昨年の盛岡の第29回マイルチャンピオンシップ南部杯(GⅠ)も2着に入っています。
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さて、「止まれ」の合図で11Rのパドック周回が終了し、騎乗命令で騎手が集合し、それぞれの馬に跨がって16組(馬16頭、騎手16名)の人馬が地下馬道を通ってダートコースに向かった所で、東芝製のエレベーターでスタンドの4階に移動しました。

本馬場入場前に小倉競馬場11Rで行われたのは第51回小倉大賞典(GⅢ)で、このレース、先手を取った武士沢友治騎手騎乗の4番人気マルターズアポジーが、そのまま直線に入って後続を突き放し、最後は後方から追い上げてきた8番人気ヒストリカルに2馬身差をつけ優勝しました。以下クラリティスカイロードヴァンドールストロングタイタンの順に入線しています。

本馬場入場曲は2010年(平成22年)から関東全GⅠ競走で使用を開始し、2012年(平成24年)以降も一部を除く関東GⅠ競走で使用されている『Glory』です。ちなみにフェブラリーステークスは2009年(平成21年)まで『グレード・エクウス・マーチ 』が流されていました。

実況はモーリスが優勝した昨年の天皇賞・秋(GⅠ)やサトノダイヤモンドが優勝した同年の有馬記念(GⅠ)の実況も務めたラジオNIKKEI舩山陽司アナウンサーが務めます。舩山アナのフェブラリーステークスの実況は初で、2014年(平成26年)から2016年(平成28年)まで3年連続で実況を務めた山本直也アナウンサーはの実況を務めています。

ドラクエでお馴染みのすぎやまこういち氏作曲で今年初の、そして有馬記念以来の東京・中山GⅠファンファーレ(テープ演奏)が大歓声と共に場内に響き渡り、人馬16組(馬16頭、騎手16名)の枠入りが始まりました。

府中のダート1,600mの競走は、芝からのスタートで、100m先からダートに入ります。

各馬が最後の直線に入ると、「差せ、差せ、差せ、お前なら大井の借りを返せる」と、津波のような声が響き渡りました。ちなみに「大井」と言うのは、昨年12月29日(木)に行われ、アポロケンタッキーが優勝した東京大賞典(GⅠ)のことです。

勝ったのはM.デムーロ騎手騎乗の4歳馬のゴールドドリームで、同馬は昨日急病で黄泉の国に旅立ったゴールドアリュールの産駒です。4歳馬およびM.デムーロの制覇は2年連続です。同レース2頭目の連覇がかかったモーニンは12着に、同一GⅠ3勝目がかかったコパノリッキーは14着に、初ダートのデニムアンドルビーは最下位(東日本方言ではビリ、西日本方言ではドベまたはドンベ)の16着に終わっています。

表彰式は芝コースで行われ、ラジオNIKKEI中野雷太アナウンサーが司会を務めました。

最終12Rは大島特別で、シュテルングランツが優勝、コロマンデルが2着、チェリーサマーが3着でした。

全レース終了後、「春の東京競馬でお会いしましょう 誘導馬2頭とアンダルシアン2頭によるお見送りイベント」が行われ、このイベントで第1回東京競馬を締めくくります。

そして「ご来場有難うございました JRA東京競馬場」の表示がターフビジョン(三菱電機製のオーロラビジョン)と館内モニター(シャープ製(AQUOS)、東芝製(REGZA)、三菱電機製(REAL))に出るとともに、競馬場を後にし、競馬場大通りと旧甲州街道を通って、京王線府中駅へ向かいました。