2着は、外から追い上げてきた9番人気レインボーラインと内で脚を伸ばした6番人気エアスピネルの際どい争いとなりましたが、レインボーラインに軍配が上がりました。ハナ差でエアスピネルが3着でした。
なお、2番人気ディーマジェスティはエアスピネルとクビ差の4着、3番人気カフジプリンスは8着に終わっています。
勝ったサトノダイヤモンドは、父ディープインパクト、母マルペンサ、その父Orpenという血統です。春は皐月賞で不利を受け3着、日本ダービーでは落鉄で僅差の2着と涙を呑みましたが、このクラシック最後の1冠で悲願のGⅠ制覇を果たしました。ディープインパクト産駒の菊花賞制覇は初です。鞍上のC.ルメール騎手は初めてのクラシック制覇です。また、「サトノ」の冠名で有力馬を多数所有する里見治オーナーにとっても初のGⅠ制覇となりました。
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