1月21日.
昨日はオバマ大統領の就任式がありました.ベイエリアでも就任式関連のイベントが多数行われており,いろいろな施設で就任式を観ることができました.私たちも近所の映画館で就任式を観ようと思ったのですが,朝7時半くらいにはすでに満員となり入ることができなかったため,その近くのカフェで観ることになりました.私たちは席をとることができましたが,カフェもすぐに満員となり,立ち見状態になりました.
そもそも就任式を外で観ようと思ったのは,我が家はケーブルTVの契約をしておらず,TVを観ることができないからです.ただ,もし,家で就任式を観ることができる環境にあったとしても,外で観るべきだとだったと思います.就任式のオバマの演説はもちろんのこと,その他の人々の演説も,アレサ・フランクリンなどのパフォーマンスもすばらしかったですが,それをアメリカ人と観ることに意味があったと思いました.
演説に対するアメリカ人の反応を見ることはとても興味深かったです.演説のどこに反応し,感動の声を挙げるのかを見ることで,彼らが何を大切にしているのかがわかるような気がしました.歴任大統領に対する彼らの反応もおもしろかったです.
オバマの演説を聞いて涙するアメリカ人がいることは知っていましたが,カフェでも泣いている人がいました.それほど感動的な演説でした.彼の演説をしっかり聞いたのは初めてですが,彼はもちろん政策についても言及しますが,それ以上にアメリカ人がこれまで大切にしてきた価値観を強調し,それを実現しようとしているところに人々は感動するのだと思いました.政策に関する発言がなければ,宗教家の演説と大きく変わらないかもしれません.
就任式を観たカフェはアフリカン・アメリカンのマスターが経営していて,就任式のイベントが終わった時に,「このときをみんなと共有できてうれしかったよ」と述べ,お客さんたちが感謝の拍手を送ったことが印象的でした.