7月31日.


いまから思えば,出産までは子どもに会うのが楽しみでわりと気楽に過ごしていましたが,子どもが生まれた途端,妻は母乳製造機に変わり,夫は前線で戦う妻に食料と物資を供給する後方支援に専念する生活が始まりました.


とはいっても,妻に比べれば,夫のすることなどたかがしれているわけで,食事,買出し,洗濯をする以外は自分の仕事をしています.論文を読んだり書いたりするのは家でもできるので,この点はとても便利に感じています.外で仕事をしなければならない状況だと,だいぶ生活の逼迫感が違ってくるような気がします.


2,3時間おきの授乳に明け暮れる妻は寝不足と筋肉痛でお疲れ気味です.出産当日は母子ともども授乳に慣れていないので,手間取ったりしていましたが,翌々日くらいにはうまくサイクルが回るようになって来ました.女性は妊娠・出産という大きな仕事を終えた後にすぐさま育児という果てしない仕事をしなければならないので,産後に滅入ってしまう方がいるというのも少しはわかるような気がします.


家庭内での私の重要な任務は良質な母乳を作るための食料を妻に供給することですが,本とかウェブサイトを見る限り,日本人にとっては質素な和食が一番いいようです.できるだけ脂質と糖質を減らした食事をつくるようにしています.油を使わないとか(オリーブオイルとかごま油は多少であればいいようです),砂糖を使わないとか,野菜中心の食事にするとか,そんなことをしています.あとはアレルギーの原因になる卵,乳製品,小麦,大豆(豆腐や納豆はいいようですが,大豆そのものやおからはだめだとか)を使わないことでしょうか.


食事については出産前も気をつけていましたが,出産後のほうが徹底して気をつけるようになりました.まさかアメリカに来て和食付けの生活になるとは思ってもみませんでした.おかげさまで渡米前と比べて体重が3キロくらい落ちました.


多少はかわいく撮れた写真です.今のところ完全に父親似です.額の形,耳,目,口が私に似ています.