6月11日.78日目.


留学準備をしていたころ,アメリカの住居を探すためにcraigslist というサイトをよく使っていました.このサイトには,住居の貸し借りに関する情報だけでなく,中古品の個人売買や,いわゆる「出会い系」的な情報も掲載されています.このサイトの中に"activities"という項目があるのですが,そこには「バスケットボールのチームメイト募集」とか「テニスをいっしょにしましょう」とか「一緒にワークアウトしませんか」といった書き込みがあります.こういう書き込みはまだ理解できるのですが,なかには「ヨセミテに一緒にいこう」とか,「チベットに旅行にいきませんか」といったものもあります.長い時間を知らない人と過ごすことに抵抗はないのだろうかと不思議に思います.


「出会い系サイト」は日本でも発達していますが,こういった広い意味での「パートナー」を募集できるサイトはあるのでしょうか.自分の趣味を共有する仲間をいまある関係以外から求めることに対してアメリカの人はより積極的なのかなと思います.学校とか会社の枠にとらわれずに,個人の趣味嗜好を共有する仲間を自由に求めるという意味で個人主義的であり,それが経済においては市場主義となって現れ,社会生活においては自分が関心あるボランティアへの積極的な参加などに現れるのだろうかと考えたりします.


素朴な疑問として,このサイトでパートナーを募集して,感じの悪い人がきたらどうするんでしょう.そのあと付き合いをやめればいい話なのでしょうが,「変な人がきたら困るなぁ」とかあまり深刻に考えないのでしょうか.楽天的なのか,付き合いをやめることに抵抗がないのか,自分があまり社交的でないので,疑問に思うところです.