4月17日.22日目.
The Oliver E. Williamson Seminarに参加しました.今日の発表者はFiona Murray (MIT Sloan School), "Learning to Live with Patents: Assessing the Dynamic Adaption to the Law by the Scientific Community,"でした.
タイトルを見たとき,ばりばり経済学系の議論でわからないだろうなと思っていたのですが,発表がクリアで英語も聞きやすく(イギリス英語のせい?), 着眼点もおもしろかったので,けっこう楽しめました.かなり賢い方だと思いました.
特許が科学の発展に対してどのような影響を及ぼしているのか,という問いを設定し,その影響は時間の流れによって変化するはずである,という想定をたててモデルつくり,実証分析をしています.ある発見が特許で守られてしまうと,はじめのうちは特許がマイナスに働いて関連する研究が行われにくくなるけれども,その後,科学者コミュニティのプレイヤーがその発見を使いやすいように特許を修正したりするので,だんだんと関連する研究が行われるようになる,というダイナミックなモデルを展開していました.
法律はかっちりした制度ではなく,ある程度,プレイヤーによって操作可能な柔軟なものである,という現実的な想定をもとに議論を進めているので,聞いていて研究のアイディアも思いつきやすく,ひじょうにおもしろい発表でした.特許系統の議論でもいろいろおもしろい研究があるのだと知ることができ,大変勉強になりました.
豚肉と玉ねぎとトマトのソテー,白ワイン酢で味付け.白菜と豆腐とトマトのスープ.豚肉に火が入りすぎて少し硬くなってしまった.スープはあっさりしすぎたので,ベーコンをいれればよかった.
*英語そら耳
"first of all"がどうしても「フェスティバル!」に聞こえる.逆に,「フェスティバル!」といえば,それっぽい"first of all"になる.