法事。 | 忘れな草を忘れないために。

法事。

再建の翌週は
父の一周忌と、祖母の三十三回忌だった。


予想通りの快晴。


彼の車で母と3人、お寺へ。


父方の兄弟と従姉2人。
母方の兄弟。

10人くらい集まって
お経をあげていただいた。


当初、お坊様は

一周忌は特別。
時間をあけて、祖母とは別々にお経をあげましょう。

と、おっしゃったそうだ。


でも結局は、一緒に、丁寧にあげていただいた。

父は祖母か大好きだった様子だから、
それが良かったと思えた。



その後、お寺の一室をお借りして皆で食事。


こんなことでもなければ、集まる機会もなく。
成長してから、従姉弟や伯父達ともお話することもなかった。



三回忌も私達(母、彼、私)だけではなく、また皆でやろうかしら。。。
皆で集まる機会もないし。


法事後、母が言った。



複雑な心境。



もともと父の法事をしながらも

父が死んだ、

て言葉にしっくりこない。
その時点で十分複雑な心境ではある。



心の中で生き続けています。



なんてよく耳にする、安っぽく感じていた言葉が、
一番近いのかもしれない。