[AIGへのアメリカ政府の救済]
リーマン破綻からAIGへ
リーマンの敗因は土地を担保にした証券が首をしめ、どちらかといえばバブルの後の日本の北海道拓殖銀行や山一證券に近いタイプの破綻だが、AIGは違う。山一は簿外債務の隠蔽に端を発し、以外に単純な行動だったがAIGは金融デリバティブによるダメージだ。これの損害ははかりしれず、AIGのバランスシートをどこまで侵食しているか検討もつかいない。そのため。FRBは実に9兆円もの金額を民間1社に対しておこなったのだ。
リーマンからAIGへ争点が移り、AIG救済決定
もし、AIGが破綻したら?
国内ではリーマンが崩壊しても困るのは一部の法人と個人だが、AIGが仮に破綻していたらどうなっただろうか?この10年の間に外資による生保・損保のシェアは急拡大。格安で加入できるガン保険のアリコやAIGブランドの損保は全てAIGグループの企業だ。
リーマンは日本を世界で3番目の市場と位置付けていたことからもわかるように、AIGにとっても日本市場は大きなパイだ。ということは、逆にこれらの保険を利用している人間はとてつもなく多いのだ。保険は安心を買い、宝くじは夢を買う。安心を買ったはずが、思わぬところに落とし穴はあるものだ。もし、夢を買って当選したとしても、先の見えない時代、しばらくは現金で保有しておくことがよさそうだ。