ど~も、激安大好き男A.Taruです。
「激安コーヒー。飲んじゃアカン。」とバッテン(X)に
動画が投稿されていたことについて・・・
その内容は激安コーヒーの裏に隠された危険な添加物ということで、
コスト削減のために添加物が使用されていると言ってます。
中でもリン酸塩が問題視されています。
少量のコーヒー豆から大量のコーヒーを抽出できるようにするために
使われているとのことです。(これについては、ウソです)
ドリンクバーなどで提供されているコーヒーについてリン酸塩を大量に含んでいる
可能性が高く、大量に摂取すると健康に深刻な悪影響をおよぼすと言っています。
これの問題点は、悪影響を及ぼす摂取量はどのくらいかまったく説明されていません。
リン酸塩だけでなく、この世のものは大量に摂取すると危険なものばかりです。
水も塩も大量に摂取すると危険どころではなく死亡します。
ではリン酸塩がコーヒーに与える影響 について
リン酸塩は、主に以下の2つの目的でコーヒーに添加されます。
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pH調整 コーヒーはもともと酸性が強い飲み物です。リン酸塩を添加することで、pHを調整し、苦味を抑え、まろやかな味わいになります。
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品質保持 リン酸塩には、金属イオンとキレート形成する性質があります。この性質を利用することで、コーヒーの変色や酸化を防ぎ、品質を保持することができます。
リン酸塩の健康への影響
リン酸塩は、過剰摂取した場合、以下の健康リスクが指摘されています。
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骨粗鬆症 リン酸塩は、体内のカルシウムと結合し、体外に排出する作用があります。カルシウムは骨の健康に不可欠なミネラルであるため、リン酸塩の過剰摂取は骨粗鬆症のリスクを高める可能性があります。
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腎臓病 リン酸塩は、腎臓でろ過されて体外に排出されます。しかし、腎機能が低下している場合は、リン酸塩が体内に蓄積し、腎臓病を悪化させる可能性があります。
慢性腎臓病(CKD)について(6-3でコーヒーの摂取について書かれています)
https://jsn.or.jp/data/gl2023_ckd_ch06.pdf
最新の研究結果
近年、コーヒーとリン酸塩の関係性について、様々な研究が行われています。
- ある研究では、コーヒーを毎日3杯以上飲む人は、そうでない人に比べて、骨粗鬆症のリスクが低いことが示唆されました。
- 別の研究では、コーヒーの摂取量と腎臓病のリスクとの間に関連性は見られませんでした。
これらの研究結果から、コーヒーの摂取量とリン酸塩の健康への影響との間に明確な
関係性は見出されていません。
などなど、いっぱいあります。
結論
現時点では、コーヒーの摂取量がリン酸塩の健康への影響に与える影響について、
十分な科学的根拠はありません。
ただし、リン酸塩の過剰摂取は健康リスクを高める可能性があるため、
リン酸塩の摂取量を控えることは重要です。
いつも言っていますが危険かどうかは添加物かどうかでなく
量・濃度です。
ほんとに次から次へと、食べてはいけない、飲んではいけない
物語がどんどん出てきています。
こまったものです。