ど~も、ヤギの乳で育ってきたA.Taruです。
「出産したばかりのママさんがいたら、市販の粉ミルクには、もれなくオメガ3と植物油脂が添加してあるので、 使わないで〜!」
とバッテン(X)でつぶやいている人がいました。
おっ、母乳信者かなと思ったら違いました。
「母乳足りない時は オーガニックの粉のヤギミルクがお勧めです。」
でました、オーガニック。
なかなかいい響きです。
そりゃ、おすすめします。
しかし、おすすめしている商品の注意書きには
「こちらの商品は愛犬用です。飼主様のご試食等は人間用
食品ではない為にご遠慮願います。」
おいおい、やばいぞ・・・
オーガニックというだけで安心し説明書・注意書きは読まないタイプかもしれません。
どうもオメガ3という言葉に拒否反応しているみたいです。
母乳と粉ミルクの違いについて
母乳育児の特徴:母乳には赤ちゃんが必要とする栄養素が含まれており、特に初乳には
免疫成分が豊富です。
母乳は消化が良く、赤ちゃんのお腹に負担をかけません。
母乳育児は親子の絆を強化し、赤ちゃんの安心感を高める可能性があります。
ミルク育児の特徴:現代のミルクは品質が向上しており、母乳と比較しても栄養面で
大差はありません。
ミルクは母乳で不足する栄養素を補うことができ、赤ちゃんの飲んだ量が
明確にわかります。
ミルク育児は、母親以外の人も授乳できるため、家族の協力を得やすいです。
母乳とミルクの栄養面の違いは母乳には赤ちゃんの成長に伴って成分の割合が微妙に
変化する免疫物質が含まれています。
ミルクには、母乳に少ないビタミンK、ビタミンDが多く含まれており、成分の割合は
一定です。
それぞれメリットがありますね。
ただ、母乳がでない、不足している人の場合は、無理せず粉ミルクで育ててください。
悩むことはありません。母乳が出る出ないは、人それぞれです。
もちろん、昔も母乳が出ない人がいました。粉ミルクがない江戸時代なんかは、
乳母という人が母親に代わって母乳を与えていたんですね。また、動物の乳を
あげていことも。
なぜ、オメガ3脂肪酸を嫌うのでしょう。
ここで、オメガ3脂肪酸は危険と言われている原因について
オメガ3脂肪酸は、一般的には心臓病のリスクを減らすなどの健康効果があるとされていますが、過剰摂取すると副作用を引き起こす可能性があるため、一部で危険と言われることがあります。特に、以下のような副作用やリスクが指摘されています。
出血リスクの増加: オメガ3は血液をサラサラにする効果がありますが、これにより
出血しやすくなる可能性があります。特に、血液をサラサラにする薬を
使用している場合には注意が必要です。
アレルギー反応: 魚介類にアレルギーがある人がオメガ3を摂取すると、アレルギー反応を
引き起こす可能性があります。
免疫システムへの影響: オメガ3は免疫システムの有効性を低下させる可能性があります。
特定の病気への影響: 肝臓の病気や糖尿病など、特定の健康問題を持つ人には、
オメガ3の摂取が症状を悪化させることがあります。
また、酸化されたオメガ3脂肪酸は毒性の強い過酸化脂質になることがあり、これが動脈硬化や認知症につながると考えられています。
ということです。オメガ3脂肪酸は適切な量を摂取することが重要であり、特に
サプリメントを利用する場合は医療専門家と相談することが推奨されます。
ようはバランスです。適量です。
ではなぜ粉ミルクにオメガ3が入っているのでしょう。
粉ミルクとオメガ3脂肪酸の関係については、特に乳児用の粉ミルクにおいて重要です。
オメガ3脂肪酸は、脳や神経系の発達に必要な栄養素であり、母乳には自然にこれらの
脂肪酸が含まれています。もちろん妊娠中期から後期にかけても胎盤を通じて母親から
赤ちゃんにあたえられます。一方で、粉ミルク育児を行う場合、特にDHAドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などのオメガ3脂肪酸を含む製品を選ぶことが推奨されて
います。
研究によると、DHAを添加した粉ミルクを摂取する乳幼児は、無添加の粉ミルクを
与えられた乳幼児よりも、記憶を含む精神発達指数が高い値を示すことが明らかになって
います。これは、オメガ3脂肪酸が乳幼児の脳の発達を支援することを示唆しています。
自然食品の中にもオメガ3脂肪酸は含まれています。
青魚や亜麻仁油、えごま油などに含まれていますが、これらを摂取することで、体内で
作ることのできないオメガ3脂肪酸を補うことができます。
何度も言いますが、量です。適量が大事です。
はい、ここ 試験に出ますよ。