ど~も、お腹にトリチウムをいっぱい貯めてるA.Taruです。

 

 またまた、共同通信社がやらかしました。 あいかわらずですね。

 

 バッテン(X)でも、賑わっています。

 

 その記事が

 

 

  これに対して、産経新聞では

 

 ”トリチウムが検出されたのは事実。だが、「基準を下回る」の文言を入れず不安を

 

 あおりかねないタイトル”

 

 と言っており、同じマスコミでもこうも違うのかと。

 

  この記事内容に適切なタイトルは、「トリチウム検出 基準下回る」になるはずが

 

 意図的に何も知らない人に対して、誤解を与えるタイトルになっています。

 

 

 さらに社民党副党首で参議院議員の大椿裕子氏が、自身のバッテン(X)で、

 

 

 と言っています。

 

  この議員は、何が危険か何もわかっていない人ですね。

 

 トリチウムだけでなく各家庭などからの排出された下水も処理して流してます。

 

 下水処理施設で処理し、安全かどうか確認しながらです。

 

 

 むしろ、この議員のほうが危険です。

 

 危険かどうかは、その物質の量・濃度で決まります。

 

               

 

 そもそも、トリチウムとは何か

 

  トリチウムは、水素の放射性同位体(半減期は約12.3年)で、弱い放射線(ベータ線)を

 出しています。
 自然界では宇宙線等により地球上で年間約7京(7×10 16 )Bq 程度のトリチウムが 

 生成されています。

  放出されるトリチウムの量は水分子を構成する水素として存在するものが多く、
 大気中の水蒸気、雨水、海水、水道水にも含まれています。

  トリチウムは、酸素と結合して水分子となり、大気中の水蒸気→降水→地下水→

 河川水→海水→大気中水蒸気のように地球環境を循環しています。

 

 トリチウムの人体に対する影響は

 

   外部被ばく:トリチウムから出るベータ線はエネルギーが小さいため、物体を通り

         抜ける力(透過力)が弱く、人間の皮膚を通り抜けることができません。
         したがって、体の外からの被ばく(外部被ばく)はほとんど発生しません。

   内部被ばく:トリチウムは水とほとんど同じ性質の「トリチウム水」として

         自然界に存在しています。
         このため、水蒸気などに混じって空気中に存在している気体状の

         トリチウムを吸い込んだり、水道水などに含まれている液体状の

         トリチウム(トリチウム水)を飲み込んだりすることがあります。
         しかし、トリチウムから出る放射線は弱いため、

         体内に取り込んだときの被ばく(内部被ばく)も非常に小さい

         されています。

   健康への影響:水や食べ物として莫大な量のトリチウムが体内に取り込まれた場合には、

         健康に影響が出る可能性があります。
         しかし、現在の研究では、一定のしきい値以下の被ばくであれば、

         毛が抜けたり白内障になったり胎児が奇形になるなどの「確定的影響」

        (一定量の被ばくを受けると必ず影響が現れる現象のこと)は
         見られない
とされています。また、がんや遺伝的な影響が発生するなどの
        「確率的影響」(放射線を受ける量が多くなるほど影響が現れる確率が

         高まる現象のこと)については、受ける放射線量が100ミリシーベルト

         以下であれば、そのような現象が自然発生する率と、ほとんど差は

         見られなくなるとされています。

 

 マスコミの記者も議員も最低限、このぐらいの知識は持ってほしいものです。

 

 そうです、大切なのは量・濃度ですよ。議員!

  ちなみに海洋におけるトリチウムの動態と海生生物への蓄積については、
 海洋生物環境研究所研究報告第27号(2022年)に詳しく解説されています。