自然治癒好きな医者のブログで不思議な発言をしていたので、このことについて・・・

 

 携帯電話(スマホ)を数個おき、その間にトウモロコシを置き電話をかけるとポップコーンが

 

できてしまう動画があったそうです。この動画から、

 

 ”携帯電話から発する電磁波が電子レンジと同様に作用してしまうとのことです。”(嘘です。

 

”要するに携帯電話が電子レンジの働きを起こして、脳の温度を上昇させてしまうことに

 

なるそうです。”と言っています。(そんなことは、ありません。

 

 

 まあ、日本には30万以上のお医者さんがいますので、一部にはこのような考えを

 

持っている人もいるでしょう。

 

 では、電子レンジの仕組みについて簡単に

 

 

電子レンジは、食品を加熱する際に高周波の電磁波を利用します。

  1. マグネトロン:

    • 電子レンジの中にはマグネトロンと呼ばれる装置があります。
    • マグネトロンは、マイクロ波(2.5ギガヘルツ)と呼ばれる電磁波を生成します。
  2. マイクロ波の作用:

    • マイクロ波は、食品の中の水分子糖分子脂肪分子などに吸収されます。
    • 吸収されたマイクロ波は、分子を振動させ、熱を発生させます。
    • この熱が食品全体に広がり、加熱されます。
  3. 均等な加熱:

    • 電子レンジは、内部から食品を均等に加熱します。
    • これにより、食品が外側からではなく、内側から加熱されます。

 

         

 それでは、携帯電話(スマホ)の電磁波はどうでしょう。NTTドコモの携帯電話通信サービス

 

利用されている無線周波数の例では

  • 5G用周波数 (ミリ波、Sub6):
    • 28GHz帯 (n257)
    • 3.7GHz帯 (n77/n78)
  • 4G Sub6:
    • 3.5GHz帯 (バンド42)
    • 2.5GHz帯 (バンド41)
    • 2.3GHz帯域 (バンド40)
  • ローバンド:
    • 2.0GHz帯 (バンド1)
    • 1.7GHz帯 (バンド3)
    • 1.5GHz (バンド11)
  • プラチナバンド:
    • 800Hz帯 (バンド26/バンド18)
    • 700MHz帯 (バンド28)

 

 

などがありますが、この中の2.5ギガヘルツ帯が電子レンジと同じ周波数です。違うのは出力です。

 

 ・電子レンジの出力: 500~600ワット

 ・携帯電話(スマホ)の出力: 0.6~0.8ワット

 

となります。つまり携帯電話(スマホ)の出力は電子レンジよりも1000分の1程度です。

 

たとえば、170㎝の男性の打つパンチと0.17㎝のノミのように小さい男性が打つパンチは

 

あきらかに違います。0.17㎝の小さい男性のパンチを受けても気が付かないでしょう。

 

 

 このように、電子レンジは食品を加熱するために強力なマイクロ波を使用しますが、

 

携帯電話(スマホ)の出力ははるかに低く、人体への影響はほとんどありません

 

 

 むしろ携帯電話(スマホ)を長時間見続けることによる目の影響やスマホ首になることを

 

心配したほうがいいと思います。

 

 

 それでも、電磁波が心配なあなたに朗報です。なんと、Amazonで電磁波遮断シールが

 

売られているではありませんか。このシールを貼ると電磁波を遮断してくれるみたいです。

 

本当かどうかわかりませんが・・・

 

 

 

 さっそく、電磁波遮断シールを買って身体のあちこちに

 

 貼ってみようかな・・・

 

 

 

電磁波による健康への影響について

 

電子レンジについて

 

宇宙からの電磁波について

 

スウェーデン放射線安全局 (SSM) の電磁場科学評議会は、電磁場への曝露に関連した潜在的な健康リスクに関する現在の研究