年賀状じまいをした中年女の体験記です
ある年の中年女、年賀状じまいをついに決心した。
11月某日。きちんと文章が印字されたハガキを購入に出かけました。プリンター苦手なんでもう余計な労力使いたくないのです。
店員さんに聞くと、終活年賀状コーナーに案内されました。
終活になるのかあ
お年玉付きは無く、私製ハガキになるそうで。
そりゃそうですよね、郵政省はたくさん年賀状出して欲しい立場。わざわざ敵に塩を送ったりしない。
なんで、自分で切手貼ります。
既成ハガキは10種類くらいありましたが、なかなかフィーリングにピッタリの文面がなくてですね
こんな感じです
都合により。→あっさりして感じ悪いかなあ。
思うところにより。→何を思うか年明けから気になる。
終活の一環として。→中年、僭越ながらまだまだ働きますので。
筆をとるのがこたえる年齢になりました。→学生の頃から連続で住所書き続けるの、こたえてました。今更ですわ。プリンター苦手。
SNSに切り替えます。→そもそもメールやLINE知らない人結構いるよ、特に仕事関係。
地球環境を考えて。→ごめんなさい、そこまで考えてなかった。確かに資源は大事ですね
結局、もう若くないのは確かなんで年齢を理由にしたものを選びました。
ただ、身体の心配されてはいけないので手書きで文章を追加。
"以前から考えていたのですが、本年度をもって年賀状じまいを決心しました。これからもよろしくお願いします。“
続く。