昔、考えたことがある。


世界から争いを無くすには、

攻撃対象がなくなれば自分達が困る、

そんな関係性を作っていけばいいんじゃないかなぁと漠然と思った。

日本が無くなれば、アニメ産業がなくなる、それじゃあまり他の国の生存問題にならんか。じゃあ日本にしかできない最先端の国際救助隊なんかあれば存在感示せそうなんとも思った。


そこから、今度は日本の地域活性化にもこの事は応用できるななんて思っていた。


47都道府県、自分たちの県にしかできない産業を発展させ、それがないと困ってしまう、困らなくても、ないと辛い的なものを県としてやっていく。


今日、テレビに出演されていた藻谷浩介さんも同じ事を話していたから、なんとなくこんなことを思い出した。


藻谷浩介さんが日本の新たな成長の為に掲げたキーワードは3つ、

女性の社会進出を積極的に進める、

年配の富裕層が若い人の為により一層お金を使う、

そして地域のオンリー1を作る。


地域それぞれが覚悟を持って一つの産業に集中し、若い人、女性それぞれがその中から自分が気に入った産業を選択していく。


そこから新しい人の流れが生まれて、新しい雇用と、観光が生まれる。


そうなったら、日本はもっと面白い国になるなぁ、


なんて思っている。
ウィリアム・カムクワンバ


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%90


感銘を受けました。

アフリカのエジソンと呼ばれる彼。


今日、池上さんが注目する人物としてテレビに紹介されていたのだけれど、


彼の行動を知って、興奮し、涙が止まりませんでした。


まさしく彼は、知識を知恵にできる人。


14歳の少年が自分の運命をどうにかして自分で切り開く為に、

何もできない、何もしない、そんな大人からの罵詈雑言にも負けず、


スクラップしかない廃棄の山から自分で部品を作って、風量発電を完成させてしまう。


電気がないという事で終わらせてた自分の周りの世界を、自分の行動で変え、そのシステムが少しずつ周りの人々に希望をもたらす、

その過程に感動しました。


たった一人、信じれば、本当に世界は少しずつでも変化する。


とても勉強になり、励みになりました。
つまるとこ、モノを売っただけではある。


でも、その過程が今回は良かった。



自分は最近フリーマーケットにはまっている。


自分にとって役目を終えたモノを整理するためと、なんだったらお金にした方が良いと、そんなきっかけで初めてみた。

やっていくちにどう売るのかを楽しみ、どう展示するかを楽しみ、お客さんを引き付ける為には値段をどうすればいいのかを考えるのにドンドンはまっていってしまった。


率直にお客さんとじかにやりとりするのが、とてもシンプルながら新鮮で、なんとも言えない昂揚感を感じさせてくれるのだ。


自分の愛着あるものが高く売れた時は嬉しいのだが、


今回の商売はそれ以上に何倍も気持ち良かった。


お客さんは東南アジア系の男の子二人。



あきらかに兄弟であり、サッカーが好きなのは一目でわかった。



サッカーボールを二人で投げ合いながら、お店の前を通るので、


こちらから、サッカーボール型のペーパーホルダーを渡してあげた。


「これ、フリー、タダ、ライク、サッカー、OK、フリー」


唐突過ぎた行動と、カタコト過ぎるセリフに明らかに少し背の高いお兄ちゃんがびっくりしたみたいだが、弟と目を何回か合わせて、


「アリガトウゴザマス」


と、かぶってるキャップをとってしっかりとおじぎをしてきた。


二人が、何か話しながら喜んで店の前を通っていくのを眺めながら、タダで貰った景品がこんな形で巣立っていくのはなんとも清々しい事だなぁなんと思っていた。


しばらく他のお客さんと話をしていたたところ、あの兄弟が手にサイフを持ちながら戻ってきた。



彼らが立ち止まったのは、自分が使っていたおもちゃを置いてるテーブルの前だった。


テーブルの上にはいつも負けてしまうけどカッコいい怪獣たちや、どこで買ったか忘れてしまったキーホルーダーなどでおもちゃ箱をひっくり返したような状態だった。


どうやらさっきのやりとりの間に弟はテーブルの上を物色していたらしく、面白そうな匂いを嗅ぎつけていたらしい。


そして弟は、おにいちゃんに向かってこれだ、これだと言うように、あるおもちゃをしきりに指をさしていた。


それは、トイストーリーでも活躍していたおもちゃの兵隊達。


3人で1チーム。それを2チーム売っていた。



彼らは兵隊達をつかまえどちらのチームを選ぶか話している。


もちろんこちらはお客が悩む様に、火炎放射器をもった兵隊と、地雷探知機をもった兵隊をバラバラにしており、案の定悩んでいる。


しかし、この二人にはなんとなく甘くなってしまう。



雰囲気が自分たち兄弟にそっくりだった。


「オール、ワンハンドレッド、OK」


「オール、ワンハンドレッド!!」


「イエス、1コイン、OK」


二人で目を合わせて


「センキュー、あ、ありがとうございます」

とお兄ちゃんが言えば、

「ありがとう」
と弟も。


言い終えると、店の前を兄弟は走って行った。




僕たち兄弟は小さい頃ホントにその兵隊達と共に何時間も架空の戦いに励んでいた。


自分たちの時間の中では戦いを終え、兵隊達も戦うこともなく役目を終えるだけだった。



しかし、兵隊達は改めて場所を移し、違う兄弟と同じように戦いに励むのだと思うと、

なんともホッとし、熱くなるものがあるのである。


ただモノを売っただけである。


でも、過程が良かったのである。