入院中は常時指に装着していました。術後何日か経ったある日、看護師さんが「試しに酸素をはずしてみましょうか。」と鼻カニューレをはずしてくれました。大きな鉄のボンベと繫がっていましたから、動くのに何かと不便だったのです。ところが、しばらくして看護師さんがやって来て「やっぱり付けておきましょう。」と再度装着。その判断基準となったのが、パルスオキシメーターだったようです。

 

酸素をはずしたら数値が92くらいまで下がったようで。ただ、自分としては特に苦しいと言う感覚はありませんでした。今思うと、変な話ですが術後の傷の痛みなどで呼吸が苦しいと言う感覚が鈍っていたのかなと思ったりします。

 

で、ここ最近なんだか呼吸が苦しく感じる事がありまして。以前から、階段を上った時の息苦しさの度合いを数値で確認してみたい、呼吸が苦しいと思っているのは気のせいなのかそれともホントなのか。その辺もパルスオキシメーターがあればわかるんじゃないかなと思い、手に入れたかったのです。

 

ところがネット通販のAmazonで物色して見ると、ターゲットの6000円ほどの商品が怪しくて手を出せない。同志の皆さんの中にはこの価格帯の物を使っている方もいましたが、中には心拍数の数値があてにならないと言う方もいらっしゃる。そんなこんなで散々迷って結局買えずじまいでした。

 

今回、やはり肺の機能が向上しているのか不調なのかをきちんと知る事は大事と思い、予算を遥かにオーバーする値段のものを購入。早速使ってみましたが、レスポンス良く、造りもしっかりしているようです。これを付けて四階まで上ってみようと思います。