尾道市に含まれますが、中心部からしまなみ海道の橋で、向島・因島を経由した生口島に行きました。瀬戸内のレモンの産地です。
島には、耕三寺、平山郁夫美術館があります。
人家の少ないながら車では便利な道から分かれ、少しだけ坂道を上がったところにあります。
近年建て替えられたような佇まいな感じです。
側面から見ると、布基礎が周り通気口が設けられています。戦前の建築であれば、束石などの上に柱が建てられているのが普通かと思います。20年くらい前からはこの形式の通気口は減ってきています。
正面向拝部分は他の部分と異なり、少し古い部材で、木鼻の彫刻も細やかに掘られていました。中備の蟇股も繊細な設えです。建て替える時に、部材が保存再利用されたのでしょうか。
向拝部分でよく使われる海老虹梁は、強い曲がりとなだらかな部分が綺麗です。
身舎の柱にシンプルに取付いているのが寂しいです。長押の上に乗るとか、挿肘木で固めると丈夫そうな感じがしまう。
現代の木造の梁の取付け方からすれば、別に構造的に問題はないと思うので、
「感じ」のことです。
木鼻彫刻いいですよね。
向拝の屋根を支える垂木が曲げた材料を配っているのが、あまり見ないですが。優美です。
外回りは少し古い材料ですが、内部は「新」です。







