はっと気づいて手元の時計を見て 驚く
まあなんてこと 二度寝してしまったのだ
「まさに春眠暁を覚えず やわ」
そうつぶやいて寝室から這い出た。
少し風の音がするものの 外は青空が広がる。
コーヒーを淹れながら ニュース番組をザッピング
各地の桜が映し出されている
ここ北国はまだまだ先のことだけど
日本の春の美しい風景は千年経っても変わらないだろう。
私が拝見しているブロガーの皆様たちも
各地の素晴らしい桜の記事を挙げていらっしゃる
殊、今夜は某大河ドラマでも 御嶽詣※のエピソードが登場し
ちょっと笑ってしまったのだ
※御嶽(御岳とも)詣とは、奈良県吉野町の金峯山に参拝することである。 金峯山寺は山岳修験の中心地であり、蔵王権現を祀っていたことで知られる。 平安時代になると、人々は盛んに御嶽詣、御嶽精進を行うようになった。
ドラマの中では御嶽詣のかいあって めでたくご栄転の由。
ただ桜の時期であったかどうかは不明ですけどね
桜の美しさに皆気を取られて、折角のコスプレ(!?)も台無しだったかもしれませんよね(笑)
藤原宣孝はこう言ったそうです。
「あぢきなき事なり。ただ清き衣を着て詣でむに、なでふ事かあらむ。必ずよも『あやしうて詣でよ』と御嶽さらにのたまはじ」
「つまらぬことだ。人と同じただの浄衣を着て詣でても、何のご利益がある? 絶対に質素な身なりで詣でよとは、まさか御嶽様もおっしゃるまい」
(『枕草子』「あはれなるもの」)