さて、家づくりも最終盤。

子世帯に家具屋HUMPさんのオーダーキッチンが無事に設置されました。


ナラの柾目でお願いした、Ⅱ型のキッチンです。

正直なところ、家づくりを考え始めた頃はフルオーダーの木製キッチンなんて全く・・・考えもしなかったのですが、建築士のアウラさんのお勧めでHUMPさんにお願いすることに。


今回のブログのタイトルは、HUMPさんのブログより、拝借させて頂きました。
我が家のキッチンについて記事を書いて下さっています。


「家具としてのキッチン」

この言葉を使える方に・・・
HUMPさんにお願いして、本当に良かったと思いました。


そもそも「こんな形が良い」とか、「広さはこれくらいなきゃ」とか、キッチン環境に対してあまり明確なイメージや拘りを持っていたわけではありません。
言い換えると「設備としてのキッチン」にはそれ程強いイメージがありませんでした。
※というより、新築の住宅で設備として使いにくいキッチンはそもそもが問題外というか・・・

むしろ形や広さ、使い勝手などの効率性より、明るさだとかダイニング・リビングとのバランスだとか素材感だとか・・・家全体での雰囲気的なものを重要視していたのだと思います。


で、「家具としてのキッチン」。

そう。まさにそれでした。
求めていたキッチンを一言で言い表すと。

他の空間の空気感を壊さず、一体となって一つの空間を作れるキッチン。

そんなキッチンを作ってくれるHUMPさん。
未使用ですが、既に夫婦共に大ファンです。

※ちなみに費用は大手メーカーのキッチンの実勢価格よりは少し高いですが、定価よりは俄然安いです。というかフルオーダーということを考えたらかなりお安いと思います。


先日の壁塗りに続いて、今週末は床塗りをしました。


2世帯分を3日間かけて、大人4人で塗りました。


我が家の床は、無垢材です。

アウラさんの設計された住宅は、ほとんどが無垢の床材を使っていると思います。

特にこだわったという訳ではないですが、無垢の床材を使うことは、最初から既定のものとして誰も疑問を抱かなかった箇所でした。


1階の親世帯は床暖房を入れているため、巾の狭いナラを。



子世帯のリビング・キッチンダイニングには巾の広いナラを。



子供部屋には、思惑がありメープルを使用しました。



掃除機(ゴミ取り)
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紙ヤスリ
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掃除機(木屑取り)
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養生(壁に塗料が付かないように)
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塗り▶︎拭き▶︎塗り▶︎拭き▶︎塗り▶︎拭き・・・
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乾燥後にチェック
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養生剥がし
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養生されていて塗れていないところの塗り

と、作業の手順的としてはこんな感じでした。


最初は2度塗りをするつもりだったんですが、時間的・体力的に不可能でした。

アウラさんも「2度塗りはほとんどの方がしません」とのことなので、まあ大丈夫でしょう。


しかし・・・メンテナンスとして1年に1回程度の塗り直しをオススメしますと、色々なサイトに書いてありますが・・・オススメされても出来る気がしませんゲッソリ


建築士のアウラさんの設計されたお宅郡もそうですが、その他の建築士さんのお宅を拝見すると、結構な割合で施主自身で壁や床の塗装などを行なっています。


壁や床を自分達で塗るのは・・・おそらくですが、ハウスメーカーなどではあまり無いケースかと思います。

理由は・・・至極単純です。

利益に繋がらないから。
時間がかかるから。

施主が塗装をしても、ハウスメーカーや建築士にとっては一銭にもなりません。
それどころか、施主が作業するために他の職人さんの時間の調整や、工期がかかるなどマイナス面が多い様に思います。
また職人さんが塗るのと比較すると、やはり精度は落ちると思います。


では、なぜ建築士の家づくりでは、そんなことをするのか。

その理由も至極単純。

良い家をつくりたいから。
施主の希望を一つでも多く叶えたいから。

だと思います。


家づくりは希望が多ければ多いほど、お金がかかります。

ハウスメーカー・工務店・建築士など、家を建てる際にどこにお願いするのか最初に決めなければならないことですが、どの選択肢を選んでも大体のお宅が予算調整を余儀なくされます。

そうなった際に、どこにお金をかけるのか、時間や施主自身の手間で解決できるのかなど、デザインや性能といった部分以外のことも考えておくことも、家づくりでは意外と重要なポイントだと思います。


はっきり言って建築士さんにお願いするという選択肢を選んだ場合、時間は一番後回しになる可能性が高いです。
時間がかかっても施主の希望を叶える手段があるなら、当然の様にそれを提案する。
建築士の仕事としては当然のことだと思います。

過程やプロセスを優れたもの(効率良くある程度の品質を確保できること)にすることは建築士の仕事ではなく、そこに良い空間を生み出したという結果に意味を見出すのが建築士の仕事だと思います。

特に建築を学んだ訳でもなく、思ったことを書いているだけなので、全然見当違いだったら、ごめんなさい。

今回、我々はハウスメーカー・地元工務店さんなども検討した結果、建築士さんに設計をしてもらうことにしましたが、時間の選択肢を後回しに出来ないようであれば、建築士さんとの家づくりはオススメいたしません。

建築士さんと施工業者さんが誠実・丁寧であればあるほど時間はかかります。


我が家は2世帯住宅ですが、父はもう70を超えています。
時間という選択肢を後回しにできない上に、丁寧な仕事を求めたので、アウラさんや施工業者さんにはかなりのストレスをかけたと思います。


長くなってしまいましたが・・・

もしこのブログを読んでいる方で、建築士さんにお願いするのはちょっとお金が足りないかも・・・と悩んでいる方。
どの程度家づくりに自分や家族の時間を費やせるのか、考えてみて下さい。

その際に多少なりとも時間が気になるようであれば、建築士さんとの家づくりはオススメしません。

逆に十分な時間と労力を確保できる方は、ぜひ建築士さんに相談してみることをオススメいたします。

必ず施主の希望に誠実に応えてくれる建築士さんが見つかると思います。
























子世帯部分については、内壁の漆喰塗りが終わりました。

漆喰で仕上げているのは、主に2階のキッチンダイニングとリビングです。

塗る前はこんな感じ・・・



で、漆喰を塗ってもらうと・・・


だいぶ雰囲気が出てきました。

柱や窓枠・造作家具などの木部分と、手すりや薪ストーブなどアイアン部分、それに壁・天井の漆喰部分。

うまくバランスしてくれていると思います。


わたくしと妻は服装にしても生活にしても人間関係にしても、余計なモノは持たず、必要なものを大切にしたい人間です。

なので、家づくりも色々なものを足していくのではなく、基本的に引き算をイメージしてきました。

目を惹く新製品や便利な道具・仕掛けなど、何かを足して良い空間を造る・・・のではなく、何を引けば良さが引き立つのか、何を引けばバランスが取れるのかを気にしてきました。

建築士のアウラさんは「良い空間は潔さが必要」と言っていましたが、同じ感覚だと・・・勝手に思ってます。

出来るだけ余計なモノを排除して、必要なモノを如何にバランス良く均衡させるか。

そうした空間であるからこそ、ちょっとした遊びが心踊るものになると思うのです。

この辺を実現してくれるアウラさんには感謝です。













本日は第23回目現場打合せ。

現場での打合せは23回ですが、設計段階から考えると・・・何回目の打合せになるんでしょうか?

60〜70回くらいはいっていると思います。


引き渡しまで1ヶ月を切り、大詰め感が漂ってきました。


中庭と親世帯のデッキ取付が終わり、大工さん達はもういません。


親世帯のキッチンダイニングを15度振って角度をつけているのですが、それに合わせる様に中庭のデッキも15度振っています。

たかが15度ですが、色々なところで個性を発揮してくれています。

その分、大工さんや板金屋さんは大変だったと思いますが・・・


内壁の漆喰仕上げの確認もしました。


今日から3日程かけて内壁仕上げです。
少しコテムラをつける感じにしてもらいました。




電気設備関係も仕上段階です。

子世帯のユーティリティ(家事室)から、コンセントやスイッチ、照明器具の取付が始まっていました。

何気にブログ初登場のユーティリティですが、もしかしたら我が家で一番贅沢なスペースかもしれません。


ちなみに、妻にはアトリエとユーティリティという専用スペースがありますが、わたくしの専用スペースはありません (笑)

家事室を妻専用と言ってしまうのはいささかおかしいかもしれませんが・・・

・・・多分物置になってしまうので、欲しいと思った事もありません。


世の中の男性陣は本当に書斎等の専用スペースを上手く活用できてるのでしょうか?

甚だ疑問です。



足場が・・・外れました。

数日前に外れてはいたのですが、雨続きだったので良い写真が撮れませんでした。

今日はキレイな青空です。


外壁はスタジオアウラさんのオープンハウスに行かせてもらったお宅を参考にさせて頂きました。

magic coatに黒い石飛礫を混ぜた、左官屋のトーワさんオリジナルのものになります。

当初のイメージよりグレッシュになりましたが、なかなか・・・シブい感じです。



中庭の足場も外れました。

一年のうちで太陽が一番高くなる時期ではありますが、今日は十分に中庭に日差しが入っていました。

まだまだ歩けない我が子も、来年にはこの中庭で、遊びまわっていることでしょう。

友達を呼んで、大人たちは真昼間から2階のテラスでビールを飲みながらバーベキュー。
そんで子供たちは中庭で水遊び。

みたいな、妄想をしてます。


引き渡しまであと1ヶ月です。