世間はGWですが、サービス業界にそんな言葉はありません。

サービス業界で働くわたくしも、ご多聞に漏れずGWはありませんが、我が家の現場も昨日の祝日に動いておりました。

休むって言ってたのに・・・

ありがたいけど、休む時にはしっかりと休んでもらいたい・・・

そして良い仕事をしてもらいたい。


建設・建築業界の労働環境は本当に厳しいと思います。
建築士さんはほとんど休みが無いみたいだし、現場も基本的に日曜日以外は動いていています。

有効求人倍率約10倍。

わたくしの働く業界は有効求人倍率約4倍くらいですが、それでも人を採用するのはとてつもなく厳しいです。
現場が維持できないくらいに。

有効求人倍率が10倍ってことは、単純に考えると10人辞めても1人しか補充が効かない・・・

働きたい人からすれば選り取り見取りなんだろうけど、ここまで仕事に対して働ける人間が少ないとそもそも「この業界で働きたい!」って想いの前提となっている条件が、まるで違ってくる可能性があります。



労働環境についてはここ数年で大分意識が変わってきたかと思いますが、労働環境ではなく個人としての消費行動という面ではどうでしょうか?

モノやサービスを適正な価格で購入していますか?

モノやサービスの価格はそのまま自分達の労働環境に直結します。

安かった!安かった!は誰かが不当に低い給料や過酷な労働環境などで働いてくれている結果かもしれません。

以前記事にもしましたが、見積りだって本来は無料じゃないんです。

良いものには適正な対価を払わなければ、ツケは誰かに回ってきます。

バブルが崩壊して30年弱。
消費行動の変化が労働環境を悪化させました。
労働環境の悪化が更なる消費行動の変化をもたらしました。
ツケをいっぱい作る社会になりました。
そして、それが普通になってしまいました。

生産年齢人口自体はバブル崩壊後にピークを迎えているので、しばらくはツケを作る人とツケを払う人がほぼイコールで、ツケが目立ちませんでしたが、今はツケを払える人が極端に少なくなってしまいました。

労働環境の改善は消費行動を変えないことには変わらないし、はっきり言ってもはや手遅れなほどツケを誰かに回すのが普通な社会になってしまいました。

「労働環境を改善する」

ただ表面上(行政や大企業)の労働環境を改善させるのは、結局誰か(サービス業や中小企業、外国、子供たちなど)にツケを回しているだけだよ・・・と。

昨日働いてくれてる職人さんを見て、ありがたい反面ちょっと切なくなったわけです。

・・・そうは言ってもわたくしも誰かにツケを押し付けて生きてるわけですが。。。



現場は明日も元気に動いてくれるのでしょう。

わたしも明日も明後日も明々後日も元気に仕事です。