・内窓についてコスパが良くて、作る手間が少ない方法を試行錯誤してきましたが、いくつか作り終えたのでご報告まで。

 

【基本的な作り方】

1.プラダンなどの面材、窓のフレーム(左右部分のみ)、壁上下に付けるレール、両面テープ、マスキングテープなどの材料を用意します。

 

2.窓枠の幅を測ってレールをカットし、両面テープを貼って、壁枠の上下に貼り付けます。(現状回復したい場合などには、下地としてマスキングテープを貼り、その上に両面テープを貼っていくと良いです。テープを貼っていく位置決めが面倒であれば、一定の厚みのものを窓に当てながら、その厚みを目安に貼っていくと手間も省けます。)

 

3.面材を窓枠の内径に合わせてカットします。上下の高さについては、実測値からマイナス5mm(レールの高さ分を考慮し)した長さでカットします。

 

4.カットした面材をレールに借り付けします。OKであれば一旦取り外し、面材の穴が貫通している辺にマスキングテープなどを貼り、穴を塞いでいきます(空気層の気密を確保するため)。

 

5.面材の左右に当たる辺にフレームを取り付けます。さらに、引き手を付け、すべて完成したら窓枠に取り付けます。

 

 

※ レール、フレームカット用です。

 

 

 

 

 

 

材料別の作成例につき、メリット・デメリットなどをまとめると以下のような感じかなと。

 

① プラダン製

・メリットは安さです。プラダンは中空ポリカの1/4ちょっとくらいの値段で購入でき、腰高の引違い窓1つで数千円という金額で作製可能です。

・デメリットは面材とし剛性に欠けるところ。これを補うため、フレーム部分には幅のある丈夫な部材を使った方が良いと思います。紫外線に弱く、耐久性に劣るという話もあるようです。

 

 

 

 

 

 

※ 引き手はダイソーのものを使いました。

 

 

② 中空ポリカボネート製

・メリットは見た目の良さと剛性があり比較的しっかりとした作りとできるところ。紫外線劣化にも強く、耐久性もそれなりにあると思われます。

・デメリットは若干お高くなるところと、面材などが硬いので切る作業が若干面倒かなというところ(ポリカは幅広のカッターで十分切断可能ですが、何度も切り込み作業を繰り返す必要があります)。