○息子の幼稚園時代の同級生のママにハーブティを届けた帰り、近所の建築資材屋さんを覗いて見てびっくり。
裏がコインパーキングになってて、ガラス戸の中には誰もいない。
ありゃー、シックイに色付けする色粉を買ってたのに~。
私は普通はシックイそのままの色を使うけど、色の着いたシックイを使う時は、シックイの上に色を塗るんじゃなくて、シックイに混ぜ込んで色をだす。
沖縄シックイは本土のシックイより強いので、炭や食紅、絵の具、コーヒー、その他思い付くまま 色々混ぜてみたけど、一ヶ月もするとアルカリ漂白されて ほとんど色が残らない。
なので、フレスコ画にも使う色粉で色をつける。
塗らずに混ぜるのは、欠けた時でも色が出るようにだけど、その分、何倍も沢山色粉使うから、結構高いので大変なのよね。
東急ハンズとかでは、ちョびーっとで馬鹿高いから建材屋で買ってたんだけど、困ったナァ。
駄目元で、ガラス戸に貼ってある紙の指示に従って裏に廻り ブザーを押すとしばらくしておじさんが出て来た。
最近は瓦屋根も無くなり、店もやっていけないから 店をたたんだって、おじさん寂しそう。
一縷の望みを捨てきれず、もしかして色粉が残ってないか聞いてみたら、裏に積んである資材の中から、寒空の下、あれをこっちやり、これをあっちやりして探し出してくれた。
そしてなんとね、やっとこさ探し出した色粉を安くわけてくれたんですよ。
おじさん、本当にありがとう。いい作品を作るね。
赤瓦といい、色粉といい、ありがたやありがたや。
もしかしたらね、シーサーは自分に必要なものは自分に引き寄せるのかも知れない。
実はね、12月23日に仕上がった、宮古最大のシックイシーサーは、12月12日に宮古島に私が着いた時点では 必要なのに見付かっていないものがあったの。
既に仕上がっている相棒の鼻に使われているのと同じ大きさの黒い宝貝。
それだけじゃなくて尾っぽの先に使う貝も。これは小さいホラ貝を考えていたから、私の背丈と同じ大きさのシーサーを作りながら、貝の少なくなった今の宮古島で、黒宝貝とちびホラ貝を同時に見つける時間(いつもは14日間滞在して作るけど、この時だけ12日だった)も奇跡もありそうもない。
するとね、不思議な事が起こった。
この二体を置く予定のシルバーケアゆうゆうの院長先生のカツ子さんが(うむやす家と長生園のオーナーでもあって、私、尊敬してる)、うむやす家を入手した時に、前の持ち主が置いて行った貝のコレクションの中に、もしかしたら黒宝貝があるかも知れない、と‥
あった。たった一つ、ぴったりな大きさの黒い宝貝。
まるで焼き物の様にツヤツヤの、まさにシーサーの鼻、そのものが。
見事な顔が、出来た。
尾の先は、もう見付かる事を疑わずに作り始めちゃった。
そしたら 仲良しのMちゃんが休みの日に御飯食べたり、雪塩ソフトクリームをなめたり、貝を拾い行くのに誘ってくれたの。
余談だけど、雪塩ソフトは濃厚で美味しい。
雪塩の入ったソフトの上にまた、雪塩を振り掛けて舐める。
スイカに塩の要領。
ミネラルの多さでギネス記録を持つ雪塩は、今、宮古島の島をあげてのお勧め品で、工場に見学のバスツアーが来るほど。
雪塩ソフトはすっかり気に入ったんだけど、このまま島に住んで食べ続けたら、確実に太っちゃうとこだなァ。
池間島ではMちゃんの知り合いのお土産物屋さんのお姉さんに、目玉の貝を貰って、西平安名で別の目玉の貝を拾い、そして 最後に連れて行って貰ったのが東平安名。
あがりへんなって読むんだよ。太陽は東から上がるから。
じゃ、さっきの西平安名は?
そう!いりへんな。当たった人、パチパチパチ。
東平安名はアジアの何大(忘れた)名勝かの一つで、
50メートルの高さの断崖が続く、大西洋を左に、太平洋を右に見る真ん中に突き出た岬。
絶景。断崖の上から下に泳いでいるイラブチャー(青ブダイ、まるで熱帯のインコが魚になったようなハデな鯛。島の寿司屋で鯛の握りを頼むと、青い皮のが出てきて、ヤマトンチューがびっくりするのがこれ。ヤマトンチューは大和の人、で、我々本土の人間。) が見える、ガラスの様に青く透明な海。
先に白い灯台がある。
昔は灯台の真下まで車で行けたから、夜中に星を見に行ったりしたもんだけど。
今は100メートル手前から車を降りて歩くようになってしまった。
すっかり綺麗になって、人力車やお土産物や飲み物屋が車で観光客相手に商売してる。
そこに貝を売ってる「勝ちゃん」の屋台があった。前はなかった。
大きなホラ貝が売ってたから 値段聞いたら、あらま~。
諦めた顔で分かったのか、「勝ちゃん」は貝を売る努力は止めて、いろんな貝に纏わる話をしてくれた。
火事から家を守る、水に似た形の水字貝は知ってたけど、男の貝や女の貝があるのや、宝貝が安産のお守りとかは知らなかった。
なんか、こちらの年を勘違いしてるらしい「勝ちゃん」は、宝貝持って、これから沢山子供産みなさいよ、と奨めてくる。
大胆窮まりないお世辞なのか、「勝ちゃん」は物凄く目が悪いのか???
思わず、逃げ腰になりかかった私に、
コレ」って奥から出してくれたのが、欠けて穴の開いた、8センチ位のホラ貝の口。
「あげるよ~」って。
そう、探してたシーサーの尻尾の先は、説明しないのに貝屋の「勝ちゃん」がくれた。
「勝ちゃん」ありがとう。
さっきから「」括弧が付いてるのは、本当はおじさんの名前知らなくて、看板に勝ちゃんの店って書いてあったから、多分、勝ちゃんだろう、と。
Mちゃんもありがとう!
何だか、「ありがとう」ばっかりでシーサーが出来ていくように思う。
福を呼ぶのは そのお返しなのかも知れないね。
裏がコインパーキングになってて、ガラス戸の中には誰もいない。
ありゃー、シックイに色付けする色粉を買ってたのに~。
私は普通はシックイそのままの色を使うけど、色の着いたシックイを使う時は、シックイの上に色を塗るんじゃなくて、シックイに混ぜ込んで色をだす。
沖縄シックイは本土のシックイより強いので、炭や食紅、絵の具、コーヒー、その他思い付くまま 色々混ぜてみたけど、一ヶ月もするとアルカリ漂白されて ほとんど色が残らない。
なので、フレスコ画にも使う色粉で色をつける。
塗らずに混ぜるのは、欠けた時でも色が出るようにだけど、その分、何倍も沢山色粉使うから、結構高いので大変なのよね。
東急ハンズとかでは、ちョびーっとで馬鹿高いから建材屋で買ってたんだけど、困ったナァ。
駄目元で、ガラス戸に貼ってある紙の指示に従って裏に廻り ブザーを押すとしばらくしておじさんが出て来た。
最近は瓦屋根も無くなり、店もやっていけないから 店をたたんだって、おじさん寂しそう。
一縷の望みを捨てきれず、もしかして色粉が残ってないか聞いてみたら、裏に積んである資材の中から、寒空の下、あれをこっちやり、これをあっちやりして探し出してくれた。
そしてなんとね、やっとこさ探し出した色粉を安くわけてくれたんですよ。
おじさん、本当にありがとう。いい作品を作るね。
赤瓦といい、色粉といい、ありがたやありがたや。
もしかしたらね、シーサーは自分に必要なものは自分に引き寄せるのかも知れない。
実はね、12月23日に仕上がった、宮古最大のシックイシーサーは、12月12日に宮古島に私が着いた時点では 必要なのに見付かっていないものがあったの。
既に仕上がっている相棒の鼻に使われているのと同じ大きさの黒い宝貝。
それだけじゃなくて尾っぽの先に使う貝も。これは小さいホラ貝を考えていたから、私の背丈と同じ大きさのシーサーを作りながら、貝の少なくなった今の宮古島で、黒宝貝とちびホラ貝を同時に見つける時間(いつもは14日間滞在して作るけど、この時だけ12日だった)も奇跡もありそうもない。
するとね、不思議な事が起こった。
この二体を置く予定のシルバーケアゆうゆうの院長先生のカツ子さんが(うむやす家と長生園のオーナーでもあって、私、尊敬してる)、うむやす家を入手した時に、前の持ち主が置いて行った貝のコレクションの中に、もしかしたら黒宝貝があるかも知れない、と‥
あった。たった一つ、ぴったりな大きさの黒い宝貝。
まるで焼き物の様にツヤツヤの、まさにシーサーの鼻、そのものが。
見事な顔が、出来た。
尾の先は、もう見付かる事を疑わずに作り始めちゃった。
そしたら 仲良しのMちゃんが休みの日に御飯食べたり、雪塩ソフトクリームをなめたり、貝を拾い行くのに誘ってくれたの。
余談だけど、雪塩ソフトは濃厚で美味しい。
雪塩の入ったソフトの上にまた、雪塩を振り掛けて舐める。
スイカに塩の要領。
ミネラルの多さでギネス記録を持つ雪塩は、今、宮古島の島をあげてのお勧め品で、工場に見学のバスツアーが来るほど。
雪塩ソフトはすっかり気に入ったんだけど、このまま島に住んで食べ続けたら、確実に太っちゃうとこだなァ。
池間島ではMちゃんの知り合いのお土産物屋さんのお姉さんに、目玉の貝を貰って、西平安名で別の目玉の貝を拾い、そして 最後に連れて行って貰ったのが東平安名。
あがりへんなって読むんだよ。太陽は東から上がるから。
じゃ、さっきの西平安名は?
そう!いりへんな。当たった人、パチパチパチ。
東平安名はアジアの何大(忘れた)名勝かの一つで、
50メートルの高さの断崖が続く、大西洋を左に、太平洋を右に見る真ん中に突き出た岬。
絶景。断崖の上から下に泳いでいるイラブチャー(青ブダイ、まるで熱帯のインコが魚になったようなハデな鯛。島の寿司屋で鯛の握りを頼むと、青い皮のが出てきて、ヤマトンチューがびっくりするのがこれ。ヤマトンチューは大和の人、で、我々本土の人間。) が見える、ガラスの様に青く透明な海。
先に白い灯台がある。
昔は灯台の真下まで車で行けたから、夜中に星を見に行ったりしたもんだけど。
今は100メートル手前から車を降りて歩くようになってしまった。
すっかり綺麗になって、人力車やお土産物や飲み物屋が車で観光客相手に商売してる。
そこに貝を売ってる「勝ちゃん」の屋台があった。前はなかった。
大きなホラ貝が売ってたから 値段聞いたら、あらま~。
諦めた顔で分かったのか、「勝ちゃん」は貝を売る努力は止めて、いろんな貝に纏わる話をしてくれた。
火事から家を守る、水に似た形の水字貝は知ってたけど、男の貝や女の貝があるのや、宝貝が安産のお守りとかは知らなかった。
なんか、こちらの年を勘違いしてるらしい「勝ちゃん」は、宝貝持って、これから沢山子供産みなさいよ、と奨めてくる。
大胆窮まりないお世辞なのか、「勝ちゃん」は物凄く目が悪いのか???
思わず、逃げ腰になりかかった私に、
コレ」って奥から出してくれたのが、欠けて穴の開いた、8センチ位のホラ貝の口。
「あげるよ~」って。
そう、探してたシーサーの尻尾の先は、説明しないのに貝屋の「勝ちゃん」がくれた。
「勝ちゃん」ありがとう。
さっきから「」括弧が付いてるのは、本当はおじさんの名前知らなくて、看板に勝ちゃんの店って書いてあったから、多分、勝ちゃんだろう、と。
Mちゃんもありがとう!
何だか、「ありがとう」ばっかりでシーサーが出来ていくように思う。
福を呼ぶのは そのお返しなのかも知れないね。
