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○沖縄の宮古島でシーサー造ってます。
でも宮古島には まだ住んでなくて 東京と宮古島を行ったりきたりして造ってます。
今は東京。

ブログって、何を書いたものやら さっぱり判らなくて‥こんな感じで書いてていいのかな?
とにかく 宮古島に住みたいけど まだ東京でもやらなきゃならないことがあるから まだ住んでません。

去年、クリスマスイヴの一日前に 一年半がかりで取り組んだ大きなシーサー二体が完成しました。写真がその一体。ハンサムでしょ。
私と同じ背丈あります。
よく間違えられるけど私は陶芸家ではありません。
焼き物のシーサーではなく、古くから作られてたシックイを使ったシーサーです。
壁や屋根の瓦をとめるのに使われているのがシックイ。
沖縄のシックイは本土の白い粉物と違って 藁や珊瑚の化石の粉等で出来てて、初めか水分が入ってグジョグジョしてます。
乾いて来て練っているとお餅みたいな触感になるので モチとかムーチーとか呼ばれます。
黄土色で乾燥すると薄いベージュ色に変わります。
だから 目に痛いようなドマッツァオ(真っ青)な明るい空に赤瓦とそれを繋ぐ白いシックイが本当に綺麗。
雨ざらしにして何年かすると、シックイはフケルと言って黒くなってきます。
赤い瓦にフケたグレーのシックイが趣を添えて、これがまたいい。
こう言うおうちも少なくなってきましたけど。
あ、そうそう、宮古の方は 大和(本土)の言葉はとても丁寧で、子供も大人も「家」は「おうち」。
真っ黒い眉毛の、どこかシーサーっぽい、ビール瓶の栓を絶対 指でポンって開けちゃいそうな強&恐おじさんが
「おうちに帰る」なんて言ってると 妙にかわいいもんです。

宮古の言葉ではお家はヤー。屋根もヤー。
も一つ、宮古言葉で、自分はヴァ。そうそうフランス語みたいに下唇噛んでね。
だから 私のおうちは「ヴァがヤー」
でも、言ってみて。
ヴァがヤー、ほらね、ちゃんと「わがや」我が家に聞こえて何の不思議もなく会話は進んで行ったのだけど、後で そんなオシャレな発音だったのを教えてもらいました。
で、その、ヤーを作るシックイなんですが、藁が入ってるからか独特の匂いがします。
そんなに強い匂いじゃないけど、ちょっと土の匂いに似てて、これを嗅ぐと なんかホッとします。

昔々は石で作られてたシーサーは、赤瓦の屋根を作るようになってから、屋根職人さんが屋根をふき終わった時に、お祝いとして鬼門の方を向けて残った瓦とシックイで作ったそうです。
台風銀座の沖縄では、それが吹き飛ばされていない=何年も残ってる屋根→何て言う職人が作ったんだろう?→あ、あのシーサーは○×職人!、と、魔よけと同時に職人さんの看板にもなってたんですってさ。
さてさて、長くなってきたので続きのシーサーの歴史はまた明日ね。
 空にはキンキンお月様。
ただ今、零度に近い東京の夜。
ハイビスカスの咲いてる夢でも見ましょうかね。