親のせいにしてはいけない。


いい歳して親のせいにして。


と言う人がいる。


親のせいにしていい、

許さなくていい。


そう言われて私は楽になった。



親のせいでこうなった。

ってなんで言ってはいけないの?

何で嫌なことされたのは

私なのに、毒親を

許さないといけない?


親にされてきた

悲しみや辛さ。

違和感。

そのせいで

心が傷ついた。

だから私はこうなった。


親のせいにしてはいけないんだ。

それでも育ててもらった、

ピアノや塾にも行かせてもらったから

感謝しないと。


そんな言葉に縛られて

された嫌な事を許した方が楽?!

そんなことして

自分感情に蓋をして生きていって

苦しくなるだけ。


そうやって生きてきた人は

大人になって

他の家庭を見たときに

ふつふつと親に違和感を

感じるようになり

怒りや悲しみの感情や

心の病になって

出てくるんだと思う。


いい歳して。って言うけど

「いい歳」になって

自分の意思を

持ったからこそ毒親に気づくわけで

小さい頃にそんなの分かる訳ない。


無理して許さなくていいじゃん。

嫌なことは嫌な事。

許せない人がいたって良くない?


だからと言って

全て親のせいにしていては

一生親のせいで苦しみ

前に進めず

ずっと停滞したままの

人生になる。


結局親に縛られて生きていく

ことになる。



親のせい、親が許せない。

そんな中でも

親の問題と

自分の問題がある。



母の過干渉過保護、

それは母の問題。

父のモラハラは

父の問題。

2人の不仲は2人の問題。



私のせいでは無い。

私は悪く無い。

親の不仲、それは

私が助けられる問題では無い。


親の問題は親へ返して

自分の問題は

自分の責任として

解決していく。



何でもかんでも

親のせいにしていた方が

楽な事もあった。


自分と向き合わないと

いけないことまで

親のせいにしていたのも

確かにある。


親の問題は親の問題

私の問題は私の問題



私の人生の問題は

自分で引き受けて

覚悟をして前に進む。