前に観たので、せっかくだから感想を残しておこうと思います。
この映画は、大好きなHEDWIGのジョン・キャメロン・ミチェルの作品。
こちらがへドウィグ♪
こちらがパーティで女の子に話しかけるには
敬愛してやまないJohnの作品
以下感想にはネタばれあります。
<あらすじ>
パンクが好きだけど内気な少年エン。
大きな屋敷で行われている異星人のパーティーに
友人らと偶然にも潜入することになる。
そこで出会った反抗的で瞳の美しい少女ザン。
エンが好きなパンクの話をするうち、ふたりは恋に落ちる。
ザンは遠い惑星へ帰らないと行けないため
ふたりに残された時間は48時間。
大人たちが決めたルールなんてぶち壊せ!
ふたりの恋の行方は・・
そして大切なのは何か。
<感想>
私、異星人たちの踊り?吹き出しそうになりました。
体をくねらせたり、シュシュシュと前を横切ったり
かなりのぶっ飛びぶり。
大好きで偉大なHEDWIGとは違った独特の世界観。
周りは笑いだすこともなく、真面目にご覧の様子でしたが
まさか寝てた(笑)?
ごめんなさい。
途中戸惑ってしまいました。
もちろん、笑いを取るための演出ではなく
地球人とは異なる生物として表現されているのです。
いえいえ、笑いも計算のうちかもね(笑)
Johnお茶目さんだから♥
この異星人はどんどん子どもたちを食べて、人口を減らして
最後には自分を食べすべてを終わらせるという。
リーダーである老女の言葉「戦争、環境破壊。私たちは思いあがって資源を食べ尽くしてしまった」
う~んなるほど、メッセージが込められているんですね。
このぶっ飛んだ感に翻弄されながらも(笑) 最後に泣かされました。
自分の星に帰ってしまったザン。
数年後彼らの子供たちが地球に戻ってくる。
父親である作家エンのサイン会に現れた彼ら
母親の方針でここへ来た、ここでバンドを組むという。
それを聞いて涙ぐむエン。
しっかり涙でthe end の私でした。
あの二コール・キッドマン様もご出演されてます。
パンクバンドの元締めの役ですが
彼女はやはりすごい
映画がぐっと引き締まってみえました。
デッキを肩に担いで威風堂々の彼女
きれいでカッコよくて存在感すごい。
主役のふたり歌がうまくて、ライブのシーンは一緒に歌いたくなります。
Johnも声だけ?出演されていたはず。
後でインタビュー記事をみると、天井を突き抜けたのがJohn(本人談)
残念、全然見えてなかったわ。
ザン演じるエル・ファニングは、調べると
いろんな作品に出演されているのですね。
きれいで意志の強さが表情によく出ていて
素敵な女優さんですね。
Johnのインタビューの中で印象的なのは
パンクとは?と聞かれて
「はみ出し者を受け入れてくれる、僕に欠かせないもの。
パンクは逃避できる場所だった。
ひとつの考えに右に倣えでは魂がやせ細ってしまう。
排他的な今の時代こそ、新しいパンクが必要だ。
パンクは排他的ではなく包括的なものだから
国籍、ジェンダーなど関係ないんだ。
パンクもエイリアンも、正常な世界の異端者みたいなもの。
ザンだけでなく人間は、皆が異質なエイリアンであると思う。」
(プログラムより抜粋させていただきました)
Johnの想いを読んだ時、すべての疑問が解けたような感じがした。
だから思い切り異質なものとして、エイリアンを描いていたんだ。
国籍も、ジェンダーも関係ない、枠なんかいらない。
世界にはいろんな人が暮らしていて
いろんな考え方がある。
それはごくごく自然なことなのに
枠をつけたがる、区別しようとしたり、排除しようとするのは
何の意味も持たないってこと。
私がなんでJohnが好きなのか、再認識できたよ![]()
舞台はロンドン、最後のエンのシーンも
ジョン・レノンを彷彿させていたし
ロンドン行きたい
~ !ってなります。
John また日本に来て下さいね!
舞台観に行きます。